今日の京都5月9日(木) | 都のかほり日記

都のかほり日記

京都、奈良、滋賀、神戸、東京。私のテリトリーです。
そこでのさまざまな出会いを綴っています。
仏像が大好きで、美味しいもの、スィーツ、美しいものが大好き。あちこちと出没しています。

おはようございます。
今日は「アイスクリームの日」です。東京アイスクリーム協会(現在の日本アイスクリーム協会)が1965年より実施。



1964年のこの日、アイスクリームのシーズンインとなる連休明けの時期であるこの日に、東京アイスクリーム協会が記念事業を行い、諸施設へアイスクリームをプレゼントしました。以降、この日を「アイスクリームの日」として、各種のイべントを実施しています。
なお、アイスクリームの日の由来として、1869(明治2)年に町田房蔵が横浜の馬車道通りに開いた「氷水屋」で、日本初のアイスクリーム「あいすくりん」を製造・販売した日であるという説が一般に流布しているが、これは旧暦6月(新暦7月)のことで5月9日ではないそうです。 
毎年、5月9日にはアイスクリームの日にちなんで、アイスクリームフェスタが行われます。アイスクリームの無料配布などの楽しいイベントが盛りだくさんです。
今日も東京をはじめ、無料でアイスクリームの無料プレゼントがあります。



https://www.icecream.or.jp/assets/top/img/icefesta20240509.pdf

○アイスクリームとジェラードの違い

ジェラートはイタリア語でアイスクリームと定義され、凍ったお菓子(氷菓)を広義に指します。しかし日本ではアイスクリームと呼べるものは法令で乳固形分15%以上その内8%は乳脂肪でなければならないと定義さています。イタリアでは通常5%前後の乳脂肪でジェラートを製造するのが一般的ですので、分類・規格ではアイスクリームではなくアイスミルクになります。しかし、ジェラートは脂肪分が少ないことからヘルシーな食品であり、原料そのものの風味を生かした物と言えます。

○ アイスクリーム(ジェラート)とソフトクリームの違い

どちらも使用原材料は同じ様な物を使用しますが、ソフトクリームは機械から抽出し、すぐ食べる食品ですので一般的にオーバーラン(空気の含有量)も多く製造温度も-4℃~-6℃であることから柔らかい製品になっています。ジェラートは、オーバーランが低く、製品温度も-8℃~-10℃までとなっています。
このオーバーランとは アイスクリーム、シャーベット製品中の空気の含有量をいいます。ホームメイドタイプのイタリアンジェラートは20~40%くらいで作り上げます。この空気の量は、製品の口当たりをよくし、原料そのものの美味しさを味わうことができます。

出典
日本ジェラード協会
http://www.italiangelato-kyokai.com/

○抹茶アイスクリーム
京都でアイスクリームといえば抹茶アイスクリームを連想します。
この抹茶アイスクリームが最初に作られたのはいつ頃かご存知ですか?

最初に抹茶アイスクリームを作ったのは、東京銀座の平野園さんだそうです。
明治天皇がお病気をされた際、その当時の店主話一は銀座の地にて自ら臼を挽いて製造した濃茶『御園の白』から抹茶のアイスクリームを製造して献上しました。 

と、言われているのですが、
Wikipediaによると、
「 発案者は不明であるが、明治初期の宮中晩餐会に富士山型に盛り付けられた抹茶アイスが出されたことが、当時のメニューから判明している。現在の抹茶アイスの製法は、1958年和歌山市の老舗製茶 株式会社玉林園の社長が、抹茶と高脂肪ノンフレーバーアイスを混合する製法を発明し、生産技術を確立して特許を取得した。1960年頃からグリーンソフトの名称で和歌山市内の自社の店舗で販売を開始し、大変な人気を呼び同社の看板商品になった。また、1970年大阪万博会場でグリーンソフトを販売して爆発的な売れ行きを示し、全国の大手製菓メーカーから製造申し入れが相次いだが、特許を独占し自社のみの製造販売にこだわったため、和歌山県外での販路を断たれ、県外に出られず長く地域の名産品の地位に甘んじざるを得なかった。特許権の独占期間が終了すると各大手メーカーが満を持して製造を開始し、一気に全国に広まることとなった。それまで国内大手メーカーでは和風フレーバーのアイスクリームは1995年頃までは各社商品化していなかった。」



出典Wikipedia 
抹茶アイスクリームの最初が京都ではなかったのがびっくりでした。

とにもかくにも、京都では抹茶のスイーツで溢れています。さてさて、どの抹茶スイーツを頂きましょうか。

******************************************************************************************************************************************************
今日は全国的に最高気温が20度前後のところが多いようです。
この気温とアイスクリームとかき氷には相関関係があります。
アイスクリームは気温が23℃くらいのときがもっとも売れます。一方でかき氷が食べたくなる気温は30℃だそうです。同じ氷菓子でも売れる気温に7℃もの差があります。アイスクリームはバニラやチョコレートなど濃厚な味が多く、暑くなるとそのベタベタ感や食後の喉の渇きが敬遠されるといわれます。そして、25℃以上になるとアイスクリームではなく、冷たくてさっぱりとした清涼飲料水が欲しくなります。かき氷はそれよりも暑い30℃から売れ始めます。身体が熱を持ち、早く冷やしたいと本能的に思うようです。
今日は、アイスクリームか清涼飲料水か、かき氷か、身体は何を欲するでしょうか。

************************************************************************************************************************************
どうぞ、今日もお元気で笑顔で楽しい1日でありますように!
行ってらっしゃい!

【今日の京都令和6年5月9日(木)】(No.3461)

※掲載の情報等が変更になる場合があります。お出かけ前にご確認ください。

中止になっている行事もあります。
お出かけの際にはご確認の上、お出かけください。

https://ja.kyoto.travel/news/format.php?id=143

○ 春の特別公開(〜6/16)/大徳寺塔頭 興臨院 

○十三まいり(〜5/13)/法輪寺

○ 春の特別公開(〜5/16)/弘源寺

○ 春の特別公開(〜6/30)/宝厳院

○春の特別公開(〜5/25)/東寺

○ 伏見名水スタンプラリー(〜5/31)

○ 春の特別拝観(〜6/2)/相国寺
 

○ 御土居の青もみじ(〜6/30)/北野天満宮

○ 建礼門院寺宝展(〜5/10)/長楽寺

○ 霊宝館春季特別公開(〜5/31)/清涼寺

○春の特別拝観(〜6/16)/瑠璃光院 

○ つつじ園 開園(〜5/12)/三室戸寺

○不動大祭(〜5/15)/三千院

○ 大原女(おはらめ)まつり
(〜5/19)

○ 鴨川をどり(〜5/24)

○ 新緑特別拝観(〜5/31)/妙覚寺

○ 貴船の川床(〜9/30)

○ 鴨川納涼床(〜9/30)

#京の歳時記
#アイスクリームの日
#アイスクリームとジェラートの違い
#抹茶アイス