今日の京都2月2日(金) | 都のかほり日記

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京都、奈良、滋賀、神戸、東京。私のテリトリーです。
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おはようございます。
昨日、厄年のことをご紹介しました。何人かの方から、62歳の厄年が最後で、それ以降、厄年がないのかとご質問をいただきました。ちょうど、私も、どうなのだろうかと思っていました。


近所の氏神さまの厄年早見表


神社や寺院の令和6年の厄年の表を見ていると、ほとんどのところが男性62歳が厄年の最後のところが多いように思っていました。
すると、城南宮と石清水八幡宮の厄年の表を見ていると、62歳以上もありました。73歳、85歳、97歳とありました。


城南宮の厄年早見表


石清水八幡宮の厄年早見表


昨日はお朔日で、氏神さまにお詣りに行った時、宮司さんがいらっしゃったので、伺ってみました。
厄年は平安時代からあったということですが、現在のように長寿ではなかったので、62歳が最後の厄年とされていたようです。伺った神社では62歳以上の方で、気になるようでしたら、お詣りくださいと。特別に何歳とは定めていないそうです。
毎年、お詣りするというのもありかもしれません。

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さて、今日から節分の行事が始まります。
あちこちで豆まきや節分の行事が行われていて、
どちらに出かけようかと
迷われている方も多いのではないでしょうか?
神社仏閣によっては、今日から4日まで、行われているところもあります。
上手に、回られるといいですね。

京都では節分に「四方参り(よもまいり)」といって,北東の吉田神社,南西の壬生寺,南東の八坂神社(または伏見稲荷大社),北西の北野天満宮へお参りする風習があります。
四方参りには深泥ヶ池からやってきた鬼は北東の吉田神社に出ます。
そこを追い払われて次に向かうのが南東の八坂神社。
ここも追われて次に逃げ込むのが南西の壬生寺。
またまた追われて最後に北西の北野天満宮に来るのだそうです。
そして北野天満宮では鬼を追わずに末社の福部社の中に鬼を閉じ込めてしまうのです。この四方に詣でて厄除けをするのが四方参りです。




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どうぞ、今日もお元気でいい1日でありますように!
行ってらっしゃい!

【今日の京都令和6年2月2日(金)】(No.3364)


※掲載の情報等が変更になる場合があります。お出かけ前にご確認ください。

中止になっている行事もあります。
お出かけの際にはご確認の上、お出かけください。

https://ja.kyoto.travel/news/format.php?id=143

○ 八坂神社節分祭/八坂神社



2月2日~3日 9時~

豆まき、景品付福豆授与(1袋300円)、甘酒の接待があります。 四花街による舞踊奉納も行われます。 
【舞踊奉納と豆撒き】



2日/13時 先斗町、14時 弥栄雅楽会、15時 宮川町、16時参道商店街豆撒き 祇園商店街・四条繁栄会
3日/11時 今様、13時 祇園甲部、15時 祇園東、16時参道商店街豆撒き 祇園商店街・四条繁栄会

○ 須賀神社節分祭



  2月2日~3日10時~20時

須賀神社で2日午後3時より武道の演舞が奉納された後、追儺招福豆まきが行われます。両日とも、烏帽子に水干(すいかん)姿で肩に梅の枝を担いだ“懸想文(けそうぶみ)売り”による、縁結びのお守り「懸想文」(有料)の授与があります。懸想文は、鏡台やタンスの中に入れておくとより美人になる、良縁を得られるとされ、古くから人気があります。

○ 聖護院節分会



2月2日~3日
本尊不動明王(重文)が公開されます。
2日/ 終日 柱源護摩 
3日/9時~ 甘酒の接待 (なくなり次第終了・無料)、13時~ 追儺式・山伏福豆まき、 15時~ 厄除開運採燈大護摩供、18時~ お札焼き

○ 強運節分会/ 千本ゑんま堂(引接寺) 
  2月2日~3日9時~20時

厄除けこんにゃく煮(た)きが有名。ゑんま堂念仏狂言奉納(3日19時~)の後、豆まき式が行われます。
・厄除けこんにゃく煮き400円
・金運上りだるま400円

○ 壬生寺節分会



2月2日~4日
炮烙(ほうらく-素焼きのお皿)に家族、知人の年齢等を墨書きして奉納する炮烙奉納をはじめ、お練り供養、大護摩供養、厄除け護摩祈祷と祭事は多彩。
★壬生狂言 2日・3日(両日13時~、1日計8回)無料

○ 吉田神社節分祭





  2月2日~4日

古式に則り祭儀が執行され、 疫神祭などの特別神符や抽せん券付厄除福豆(1袋200円)等が授与されます。
2日(前日祭)/8時~ 疫神祭 18時~ 追儺式

疫神祭は、大元宮で行われる一年の無病息災を祈願するもので、吉田神社独特の厄除けです。また、災いをもたらす神を遠くに追い払うために、門外に向かって祈願が行われます。
追儺式
追儺式は、節分前日祭の午後6時から本宮で行われ、別名「鬼やらい」とも呼ばれています。元は中国の儀式で、日本には奈良時代以前に伝わったとそれています。方相氏という神様が手に鬼を斬る大きな刀や矛盾を持って、大声で叫びながら、目に見えない疫病神を追い払う儀式が行われます。方相氏(ほうそうし)とは追儺式にの時に先陣をきって鬼を追い払う古代中国に伝わる鬼神のこと。

3日(当日祭)
火炉祭
本社の三ノ鳥居前に、巨大な火炉を設けており、参拝者が持参した古い神札が納められています。
祭典では、納められた古神符守札に宿る神霊が元の御座にお還りになられる様、浄火を点じ焼き納めます。

4日(後日祭)/13時~ 福豆抽選会 (4日は露店無し) 

○ だるま節分会/法輪寺



だるま寺として知られる法輪寺で、起上がりだるまをはじめとする約8000体のだるまが公開されます。住職の説法のほか、般若大祈祷、厄除開運の福だるまの授与、はと茶の無料接待などがあります。※公共交通機関をご利用ください。
日程2月2日~4日  
時間【2日~3日】9:00~21:00 
 【4日】午前中
場所 京都市 法輪寺
アクセス 
JR嵯峨野線「円町駅」から徒歩4分
料金 参拝無料 

○ 鬼やらい神事/石清水八幡宮 毎年、節分(2月3日)前の日曜日に節分行事「鬼やらい神事」を斎行しており(但し、2月3日が日曜の場合は2月3日に斎行)、午後1時と2時の2回、本殿前にて宮中に伝わる古式に則り行われます。先ず「鬼やらい人」が邪気を祓うといわれる桃の枝で作られた弓で四方を射、次に同じく桃の枝で作られた剣で「鬼やろう」の掛け声とともに四方を打ちます。 その後、鬼やらい人を始め、年男・年女が境内に現れた鬼たちに「鬼やろう」の掛け声とともに豆を撒き退散させます。 それまで鬼を見て泣きじゃくっていた子どもたちもその退散する姿に笑顔を取り戻し、そして参拝者に豆が振る舞われます。 
日程2月2日
時間13時~、14時~ 
アクセス 
京阪本線石清水八幡宮

○女人厄除け祭/(2/2)市比賣神社 

○大年社祭(2/2)/八坂神社

○梅の花献上奉告祭(2/2)/上賀茂神社

○京都十六社朱印めぐり(〜2/15)

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