奇跡のソファたち | みやこのこのみ

みやこのこのみ

ライター&ライフスタイルコーディネーター、前川みやこのブログです。
日々の生活の中で、心にピピッと響いたもの、こと、ひと、ことばなどを
つれづれなるままに書き綴ります。

最近の家具、特にソファ

素材の進化、技術の進化によって

デザイン快適性も、飛躍的に進化していると思う。

 

高密度ウレタンを使うことで

デザインの幅がぐっと広がったのは

ミッシェル・デュカロア『TOGO』を世に出した

フランスのインテリブランド

『ligne roset(リーン・ロゼ)の快挙!

 

ロゼ社は、

現社長のミッシェル・ロゼ氏

デザイナーと商品を選ぶ目利きの感性

そのアーティスティックな才能によって

ここ数年、またソファのさらなる可能性を引き出した

奇跡的な商品をデビューさせている。

 

デザイン+機能性+発想の転換

そんな作品を選んでみた。

 

『ROSETASMARA』Bernard govin

 

このソファ、実はロゼ社が1966年

オールウレタンで初めて発売したソファだそうだ。

 

座面があって、背もたれがあって、肘当てがあって……

そんな決まりきったソファの概念をかなぐり捨てて

自由な姿勢で自由にくつろぐ

それこそ、本当のリラックスという考えに基づき

この流れるようなラインの4パターンのモジュール

好きなように組み合わせてカスタマイズできる。

 

まさに革新的なアイデアではありませんか!

 

しかし、インテリア雑誌などでは話題になったものの

フランスの装飾美術館に展示されているだけの状態で

なんと50数年……

昨年創業160周年を迎えたことを記念して

リゼ社から満を持して復刻版として発売されたというわけだ。

 

 

お茶を飲むのも、本を読むのも、昼寝をするのも

とにかく自由

大人も子供も、カジュアルのもエレガントにも

ライフスタイルに合わせて、どんな使い方もできるし、

その変化にも対応できる。

 

まさに、奇跡のソファと言えるだろう。

 

『ROSETPRADO』 Christian Werner

 

発売当初、この『PRADO』も奇跡のソファと呼ばれ

インテリ業界をあっと言わせた。

何しろ形が決まっていないソファなのだから。

 

デザイナーのクリスチャン・ウェルネール氏

まず人の生活行動の研究から始め、

新しいライフスタイルの提案という形で

背もたれと座面を切り離した

 

これによって、どのような方向にも座ることができ、

背もたれだけを床に置いて使用したり、

座面をベッドとして使用することもできてしまう。

 

 

背もたれのクッションの下に

しっかりとした滑り止めがついてるのがポイントだ。

 

最初は「えっ?」と思った人も

座ってみて、その快適さに惚れ込むことが多いそう。

今や、リーン・ロゼのソファの中でも

大人気の商品となっている。

 

『ROSET L'IMPREVU』Marie Christine Dorner

 

快適性多様性の両方をテーマにデザインされた

これもまた自由なソファだ。

 

座面の形が個性的で、

浅く座れる部分と、深く座れる部分がある。

それがデザインとして秀逸なだけでなく

脚を投げ出して、リラックスして座ることができる。

 

また、同じ形のカウチを向かい合わせて組み合わせ

背もたれを取り外してシーツをかぶせれば……

なんと、クイーンサイズのベッドになってしまう。

 

 

 

個性的なキルティングの施されたクッションや

生地、色の組み合わせで、カスタマイズできるところも

女性デザイナーらしい心遣い

ソファの名前『L'IMPREVU』(リンウレヴ)とは

フランス語で「思いがけない」とう意味。

確かに、デザインも機能も、思いがけないソファなのだ。

 

どのソファも素敵!

なんだか、どんどん楽しくなっていると思いませんか?

これからが楽しみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

★前川みやこはリーン・ロゼ社のブランドアンバサダーです。

 http://www.ligne-roset.jp宝石緑

 

本前川みやこの本本

Amazon、楽天、Yahoo!ブックストア

Google Play、iBooks、ニコニコ動画

などで発売中です。

 

『なるほど・ザ・ニュース《今地球が危ない!災害編》』

天災編表紙

 

『なるほど・ザ・ニュース《男の美容と健康編》』

なるほど・ザ・ニュース

 

『使っちゃいけない 使うと危ない このばの毒』

ことばの毒表紙