最近、ソファベッドが欲しい
という話をよく耳にする。
仕事部屋とベッドルームを一緒にしたいから
ベッドがスペースを取りすぎるから
頻度は少ないけど、ゲスト用のベッドが必要だから
などなど、理由はいろいろなのだが
確かにベッドは、
睡眠という、1日の内かなりの時間を費やすためのものだし
家具の中では収納に次いで大きい。
そんな中で誕生したのが
ソファであり、ベッドにもなるハイブリッド家具
ソファベッドだ。
フランスのインテリアブランド『ligne roset(リーン・ロゼ)』では
数年前から、このソファベッドに力を入れており、
中でも『MULTY』はかなり人気が高い。
Cloude Brissonデザインで、1987年の発売以来
ベストセラーの作品だ。
ソファの他に、足元を引き出してカウチとして使用、
背もたれも倒せばベッドに
というように、3つの使い方ができる、スグレモノだ。
見た目にも、ハイブリッド感が溢れているところが
また、カッコイイのだが、
この「いろいろ使えますよ」といった
トランスフォーマー的なイメージが苦手な人もいて……
そこで今回は、見た目はソファ以外の何物でもないのだが
実はベッドにもなってしまうという
能ある鷹が爪を隠したソファーベッドをご紹介!
『BERLIN LOFT』
Thomas MullerとJorg Wulffという二人のデザインユニット
Muller Wulffの作品だ。
昨年の『ケルン国際家具見本市』で
ジャングル柄のカバーと、
シンプルでモダンなフォルムが話題になった。
これが、こんな具合にベッドに変身。
簡単で、しかも寝心地が良さそうだと思いませんか?
オシャレなので、このままソファにしてもいいくらい。
『NOMADE-EXPRESS』
こちらは、ロゼ社とのコラボでお馴染みの
Didier Gomezの作品。
ボタンクッションという、
1930年代から、ソファではお馴染みのクッションを使った
トラディショナルなデザインがカッコイイ。
スタンダードでありながら、モダンなデザインはさすが!
ベッドとして完璧です。
どんな雰囲気の部屋にもマッチするスタイルは
Didier Gomeならではだ。
『SOFTLY』
オーストラリアを拠点に活躍しているNick Rennieの作品。
ネーミングの通り、背もたれやアームレストの部分が
見た目もフカフカで柔らかそうなソファだ。
まるで枕に囲まれているような……。
そして、こんな風にベッドにもなってしまうのだ。
フワフワに囲まれて、ぐっすり眠れそう感じ。
デザインの機能性……そのどちらもクリアしたソファベッドは
これからもどんどん進化していきそうである。
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