羨ましい生活を送っている友達から
ゴールデンウイークに行った
ニュージーランドのお土産をいただいた。
『Whittaker’s(ウィッタカーズ)』という
ニュージーランドでは超有名なチョコレートだ。
普通の方々は海外旅行に行くと、
必ずお土産屋さんやら、地元の有名店などを物色するものだが、
彼女は、あまりそういうことに興味がない。
それなのに必ず旅行前に
｢何か買ってきて欲しいおみやげありますか？｣
と、嬉しい問い合わせのメールが来る。
不思議なヤツだなあと思って聞いてみると、
｢お土産を頼まれると、お店を見て歩く意欲が湧くから｣
なのだそうだ。
ふ～～～ん……
お役に立っているってこと？
ま、お陰で、毎回いろいろいただいてますが。
今回も連絡が来たが、ニュージーランドと言えば、
ラグビーのオールブラックスと
ブームになった『マヌカハニー』ぐらいしか思いつかず
ネットで検索したら評判がよさそうだったのが
この『Whittaker’s』。
もともとチョコレートが大好物なので
さっそくお願いしたのだ。
『Whittaker’s』は、
1896 年にジェームス・ヘンリー・ウィッタカーが始めた
創業120年になるチョコレートメーカーだ。
代々ウイッタカー一族が経営を受け継いでいるので
社名は『J.H. Whittaker & Sons』。
『Whittaker’s』ホームページより
創業者のジェームス・ヘンリー・ウィッタカー氏は、
イングランド中西部のマックルズフィールドで生まれ
14歳から、バーミンガム郊外にある
キャドバリー・ボーンビル工場で働き始めた。
そこで8年間菓子作りや貿易学などを学び、
1890年に結婚と同時にニュージーランド南島の
クライストチャーチへ移住。
自宅の小さな台所で夫婦でチョコレートを作り、
馬と荷車を使って訪問販売したのが始まりだそうだ。
現在のウィッタカーズ製品は、
原料調達からチョコレート製造まで
全工程を自社一貫体制で行っている。
遺伝的組み換え成分を一切含まず、
ハラール認証も取得。
西アフリカのガーナで採れた最高級のカカオ豆
「クアパ・ココ(Kuapa Kokoo)」や
中央アメリカ南部のコスタリカの協同組合で作られた
「クーペアグリ(CoopeAgri)」を使うなど
フェアトレードなどに積極的なところも
ニュージーランド的だ。
ここのチョコレート、基本はバータイプだが、
袋入りのひとくちサイズもあって、
こちらの方が食べやすい。
この『HOKEY POKEY（ホーキーポーキー）』は
サクサクしたキャラメルクランチ入りで
なかなか美味しかったです。（超～～～甘かったですが）
パッケージもシンプルで
ちょっとクラシカルな感じがおしゃれ。
そして今回
オプションとして買ってきてくれたのが
これまた、ニュージーランドでは誰でも知っている
『COOKIE MUNCHER（クッキー・マンチャー）』
のクッキー。
これ、見たことあるでしょう？
そう、昨年12月に原宿にオープンし
いきなり行列ができたクッキーバー『COOKIE TIME』は、
この『COOKIE MUNCHER』の店なのだ。
『COOKIE TIME』は焼きたてのクッキーが食べられるので
熱々を求めて並ぶのだが、
パッケージ売りなら並ばなくてもOKかな？
原宿店は、ニュージーランド以外
初めての海外出店だそうで、
そのせいか、現地のパッケージにも
日本語入りのものがあったそうだ。
イメージキャラクターの『クッキー・マンチャー』グッズも可愛いし、
金髪の販売員のお姉さんの笑顔がチャーミングだし
原宿のイメージにピッタリの店。
人気が出るのもわかるわ～～～。
厚みのあってボリュームタップリのクッキーは
無添加・無着色の “オーガニック”で
サクサク柔らかい。
焼きたては、もっとしっとりしてるらしいが
こちらもオイシイです。
『ORIGINAL CHOCOLATE CHUNK』
『WHITE CHOCOLATE CHUNK』
『TRIPLE CHOCOLATE CHUNK』
の3種類入りっているのも初心者には嬉しい。
お土産店巡りが苦手なのに
ちゃんとブームを抑えてくるあたり
さすがだなあと、友達に感謝
これまで、マダガスカルやらアイスランドやら
マニアックなところばかり選んで行っていたので
｢今回は、意外に普通の場所だったね。
どうだった？｣
と、悔し紛れに聞いてみると、
｢うん、大きな北海道って感じだった｣
ですと。
アハハ、確かにね。
夏はどこに出かけるのか？
何を買ってきてくれるのか？
他人の夏休みなのに、今からちょっと楽しみです。
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