『到達不能極/ 斉藤詠一(講談社)』 | 浜菜みやこ(ハマミー)のブログ

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『到達不能極/ 斉藤詠一(講談社)』

http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000313539


『おはようサンデー』2018/9/30(日)の

『新刊ブックナビ~本屋さんへ行こう!~』のコーナーで紹介する新刊本は、斉藤詠一さん の『到達不能極』です。


今回ご紹介する作品は、第64回江戸川乱歩賞受賞作。

面白かったです!引き込まれ、感動しました!

物語の舞台は南極。

2018年、遊覧飛行中のチャーター機が突如システムダウンを起こし、南極へ不時着してしまいます。

何かしらの電波障害が起き、救難信号も送れない状況に、不安が募ります。

このまま極寒の地、南極で人生が終わるのか

ツアーコンダクターの主人公は、アメリカ人の乗客と共に、物資を求め、今は使用されていない「到達不能極」基地を目指します。

到達不能極は、南極大陸で最も海から遠い地点。

到達する事が極めて困難な場所とされる基地なんですね。

果たして辿り着けるのか、ツアーの乗客たちはどうなるのか

更に!時代は1945年に飛びます。

太平洋戦争真っ只中、大日本帝国海軍の航空隊の隊員たちは、ある極秘任務を任されます。

その目的地は南極。

いったい何のために南極に向かい、そこには何があるのか

物語は現在と過去とが交錯しながら進んで行きます。

そして南極に隠された様々な謎と秘密が明かされていきます。

南極を舞台に時代を超えて壮大なスケールで物語は進み、更にロマンスやSFの要素も入り混じり、ドキドキハラハラ、胸キュンキュン。

友情に涙したり、とにかく読み出したら止まりません!!

ぜひ皆さん、読んで下さい!

小説って面白いなー!

本って面白いなー!!って、実感すると思います。

今まで自分が知らなかった世界。

考えても見なかった世界が、実はあるかもしれない。

小説だけど、でも、本当にこんなことがあったかもしれない。

そんな想像力が刺激される楽しさを、きっと味わえます!

読んで下さいね!

「読んだよ~」の感想もお待ちしています。

宛先

ohayo@musicbird.co.jp


☆お知らせ☆

20093月からスタートした新刊ブックナビ~本屋さんへ行こう~のコーナー

今回で最終回となりました。

9年半に渡って、たくさんの様々なジャンルの本を紹介させて頂きました。

紹介した本を読んだよー!の報告もたくさん頂戴し、とても嬉しかったです。

コーナーと本を楽しんで頂き、感謝致します。

一冊の本が人生を変えることもあると思います。これからも素敵な本との出会いがありますように