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私は今、この本を読んでいます。
私は今、この本を読んでいます。
先週の日曜日、#すみだ100人会議というイベントに参加させていただきました。
このすみだ100人会議は、墨田区で面白い活動をしている人を紹介しようという活動で、ほかの自治体でもあるようです。
100人会議で検索してみて下さい。
その日は、5名の方が登壇していました。
その中のお一人が、アストロスケール社に勤める女性が登壇していました。
このアストロスケールという会社、何をやっているのかというと、スペースデブリ(宇宙ゴミ)の回収だということ。
スペースデブリの問題は、この本を読んでかなり深刻な問題にも関わらず、ロシアやアメリカもその危険度重要度を感じながらも、放置されたままでした。
考えたら今はかなり人工衛星の力を多く借りています。
まず正確な時刻は、今人工衛星がなければ管理できません。それによって地球上のコンピュータは成り立っているので、金融、交通、その他あらゆるものが管理されています。気象についても、毎日気象衛星のお世話になっています。
今の生活が結構人工衛星のお世話になっているのです。
ところが、打ち上げた時に出る破片や空になった燃料タンクなどの宇宙ゴミは放置されたままで、超高速移動し続けている状態。それが年々たまり続けている。
そうすると、いつかスペースデブリが地上に落下したり、高速移動しているスペースデブリが人工衛星を破壊したりしかねない、しかも、解決には数百年かかるかもしれない、という重大な問題だということ。
そんな問題を、この本の著者、岡田光信さんは、自分が取り組むべき問題として、会社を立ち上げて、この問題に取り組んでいるのです。
岡田さんはこう書いてます。
「私は、下手したら数百年にわたって地上の生活に悪影響を及ぼす可能性のある問題を、自分の世代で解決することにした。」
私は、この言葉に、ハッとしました。
私と共通するものがある‼️
私は、10年前、天職と思っていた教職をパーキンソン病により辞めざるを得ませんでした。
昨年体調を崩し、要介護3になり、動かない体の中に閉じ込められたような、感覚になりました。
もう少しで、家族の人生まで介護で縛り付けるところでした。
パーキンソン病には感謝していることも今ではたくさんあります。
パーキンソン病が教えてくれたこともたくさんあります。
それでも、この病気は、子どもたちの世代には、治らない病気として引き継がせたくない。
私が生きている間に治せる病気にしたい。
という思いがあります。
私は、医者でもない。
知識がある訳でもない。
財力はほぼ0に等しい。
だからといって、この問題に取り組んでいけないということはないと、この本から学んだ。
なんといっても、私の強みは私が患者であるということ。
なんなら24時間フルに何年でも使える、寿命がくるまで。
自分で自分のことを観察できる。
私の超HSP気質も自分を観察するのには役立ちそう。
結果も自分でわかる。
これまでの経験、データだって十分に価値があるはず。
私がそれを活かさないでどうする?
私にもできることはあるはず。
私も、ほぼ子育ては一段落しました。
娘は自分で自分の道を切り拓いて行けるでしょう。応援はしていきますし、助けが必要なら助けます。
私の残りの人生は、パーキンソン病を治せる病気にすること。
自分の人生は自分でなんとかしたい。
パーキンソン病は治らないという常識の枠を取り外したい‼️
この本との出会いに感謝します。