先日、チェリーピッターが欲しくてネットでポチッとやってしまった。チェリーピッターはアメリカンチェリーやさくらんぼの種取り器。メイソンジャーの大きさにぴったりの機能的でシンプルなデザインに惹かれてポチッとやってしまったのだ。

まずはアメリカンチェリーでパイ作り。チェリーピッターを使ってチェリーの種を取るのが楽しいこと、楽しいこと。気持ち良いくらい、瓶の中にスポスポと種が落ちていく。パイ生地作りは初めての私。上手くまん丸に成形できずデコボコしてしまった為、パイのヒダも歪だが、それも手作りならではの愛嬌のうちということで良しとした。パイ生地の中央にマーマレードを塗るのだが、今回はチェリーピッターと一緒にポチッとした福田里香さんのマイヤーレモンのコンフィチュールを使用。私はよく季節のくだものでジャムを作るのだが、里香さんのジャムの本が私のジャムの基になっている。里香さんのジャムの本で”マーマレードは皮を楽しむ”と書いてあったので、なるほどと思った私はいつも市販のマーマレードより柑橘の皮を肉厚にスライスしている。今回初めて里香さんが作ったジャムをいただいたのだが、想像とは違ってエレガントで優しい味わいに驚いた。今回はその里香さんが作ったジャムを使ってチェリーパイを焼くことにした。もちろんパイ生地も里香さんのレシピ。私のお菓子作りの成功率は五分五分。今回、残念ながら失敗してしまった。焼いている間に別の場所で家事をしていたら、真っ黒に焦がしてしまったのだ。我が家のオーブンはやや温度が低い傾向にあると思い、200度で50分から60分と書いてあるところを200度で60分焼いた。その間、オーブンの様子を見に行かずに放置していたら真っ黒になってしまったのだ。トホホ。

昨日、リベンジの為、再びチェリーパイを焼いた。昨日はアメリカンチェリーが完売していたのでさくらんぼを使用。今回もさくらんぼの種を取るのが楽しいこと、楽しいこと。今回は焼き時間に気をつけていたつもりだが、45分くらいで一部焦げてしまった。しかし前回ほど真っ黒ではなかったので助かった。焦げていない部分をいただいたのだが、爽やかなレモンの風味がさくらんぼと相性ピッタリで美味しかった。チェリーパイに添えたクリームにはドライのラベンダーの粉末をぱらり。芳しいラベンダーの香りが加わるだけで優雅な気分になる。チェリーパイと一緒にいただいた紅茶にもドライのラベンダーをブレンドしてみたのだが、爽やかさがプラスされて美味しかった。

 

【長い余談】

昨日はチェリーパイを焼く前に、朝ジョギングをしてきた。いつもは夕方に近所のスポーツセンターの外周を走っているのだが、昨日の朝は曇っていたので暑くなく、そしてあまり日に焼けることもないだろうと思い、海岸道路を走った。

往路は少し冷んやりした追い風が吹いていて気持ちよく走れた。海辺で釣りをしている人がポツポツといて、子供の頃を思い出してしまった。私も子供の頃に父と自宅裏の海で釣りをしたことがあったからだ。いつも河豚しか釣れなくて、本当に魚が泳いでいるのか不思議だった。河豚しか釣れないものだから、釣りにすぐ飽きてしまい、よく砂のお城を作ったりして遊んだものだ。今も釣りをしている人がいるということは、私が子供の頃に一度も見たことのなかった何らかの魚が釣れるのだろう。

復路は日差しが強くなってきて、少し疲れと膝の痛みも出てきたが、ゆっくりと一定のペースを心がけて走った。往路はいつも考えごとタイムだ。今回は私の住むまちの人たちについて。私の住むまちの人たちは凄いな(何が凄いかは、今ここでは言わないが)、そんなことばかり考えていた。そして今日。仕事帰りにランチに寄ったお店と洋服屋さんのどちらもいた若い男の子二人組が、少し大人な人たちに混じってご飯を食べたり、洋服を見たりしていたのだけれど、何だか少し緊張している感じが若い頃の自分と重なって初々しかった。私も、そんな若者をかわいいと思える年齢になったのだなとしみじみ思う。

①アメリカンチェリーで作ったパイ。お焦げを隠すためにクリームをON。
②さくらんぼで作ったパイ。
③さくらんぼのパイに添えたクリームにはラベンダーの粉末をぱらり。
④福田里香さんのマイヤーレモンコンフィチュールとロング トラック フーズのパンケーキミックスで作ったパンケーキ。モチモチした食感のパンケーキ、美味しい。