2021何に発行された
朝井リョウさんの「正欲」は
映画化もされている作品。
発行から3年も経つのに
図書館で予約をしたら
43人待ちだった人気作。
当分回って来ないだろう
と思っていたのに
案外早く回ってきた。
読書家たちの
自分のところで止めまい
とする努力が伝わってくる。
私は読書家ではないが
郷に従おうとするまでもなく、
あっという間に
読み終えてしまうほど
おもしろかった。
理解しようとするんじゃなくて
あることをあるがまま
フラットな目線でみる。
これはできている
気になりがちだけど、
そんなに簡単じゃないと
あらためて思う。
マジョリティ
マイノリティ
アセクシャル
LGBTQ
・・・
みんなが知ってる
これらの言葉の中で
「どれに当てはまるのか」
は 事象としてみるに止め、
根本の
「自分はなぜそういう人生を
選んで生まれてきたのか」
の 理解に繋げていくしか
ないんだと思う。
人生で抱えている問題は
本当に人それぞれで、
同じじゃないけど同じ。
自分はそこまで
大変じゃなくて良かった…
なんてことは無く、
どこまで理解に繋げられるかが
生きてる意味だと思ってる。
それにしても…朝井リョウさんの
さらっと書いてる悪口!?
のような描写が面白すぎるな。