私の父は生前、
よく料理をする人でした。
 
 
昭和15年生まれでは
珍しかったんじゃ
ないかと思います。
 
 
サラリーマンだったので
働いていたころは休日に、
 
お盆やお正月に
親戚が集まるときに、
 
私が結婚してからは
私と夫が喜びそうなものを、
 
孫ができてからは
孫が喜びそうなものを、
 
和・洋・中、
手を変え品を変え
色々と作っては
食べさせてくれました。
 
 
 
私はもっぱら
食べて片付ける係。
 
 
 
父から料理を学ぼうとする姿勢は
全くありませんでしたが、
 
使っている後ろ姿だけは
今でもハッキリと覚えています。
 
 
 
そして
 
「どうしてお父さんは
 ご飯を作ってくれるんだろう」
 
と 思っていたことだけは
覚えていて、
 
今、思い返すと
その理由が
わかる気がしています。
 
 
 
サラリーマンとして働き
疲れていても、
続けられた秘訣は
 
ダンドリの良さ
 
迷いのなさ
 
家に着いたら
座らない!
 
この3つだったと思います。
 
 
 
「ダンドリの良さ」
 
父は日頃から
料理番組を観たり
メモをとったり
と インプットして、
 
そして、
週末に作って
アウトプットする。
 
インプット▶︎アウトプット
を 繰り返し、
慣らしていく。
 
 
それを積み重ねていくうちに
食材の揃え方や、
(母に〇〇買っといてと伝える)
 
作り方の優先順位なんかを
習得していったんだと思います。
 
 
 
「迷いのなさ」
 
予め完成系を思い浮かべ、
そこから逆算しているかの
ようでした。
 
だから動きにムダがない。
 
そして作りながら、
何かが足りなくても、
予測と違っても、
立ち止まらずに修正して
いたのだと思います。
 
 
 
「帰ってきたら休まない!」
 
これは、
やることを決めている人
行動だったんだと思います。
 
休日、家族で
遊びに行ったとしても、
帰ってきたらそのまま
キッチンへ直行。
 
お腹を空かせた子ども達が
駄々をこねる暇もなく、
お夕飯が出てきていました。
 
 
 
要するに家事(料理)を
するときも、
仕事をするのと同じように
インプット
アウトプット
フィードバック
が できていたことに、
今更ですが
気付くことができました。
 
 
 
 
こんなふうに書くと
「料理好きのステキなお父さん」
と いう感じですが、
父は短気で厳しい雷オヤジ。
 
 
外面はいいけど家族には厳しい
勉強好きな教育パパ。
 
 
あまり好きではなく、
子どもの頃はなるべく
近寄らないようにしてました 笑
 
 
 
でも、
他界して5年以上経ちますが、
孫からはいまだに

「おーちゃん(父)のお料理は
 美味しかったな〜」

と いう話しが出てくるほど
記憶に残っているので、

孫にとってはいいおじいちゃん
だったのだと思います。
 
 
そして料理を作り続ける力は、
今年結婚した長女に
受け継がれているようです。
 
 
私にはせっかちなところだけが
受け継がれましたタラー
 
 
料理上手って
家族にいい記憶を
残せるんですね。
 
 
だからまずは下手でも、
作り続けてみようと思います。
 
 
 
 
ホントはお料理が好きで
作りたいけど作れない
キッチンになってる!?
 
 
それなら早く片付けちゃいましょう。
あなたの腕と時間がもったいないです!
 

 

 

大切なお家のモノ、いっしょに片づけよう。

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