衣替えのタイミングって

難しいなと思います。

 

 

先日、寒さが深まる前に

実家の母の衣替えを手伝いました。

 

 

 

 

  母の衣類収納は押し入れを利用

 

実家の母の衣類収納

 

 

ここは、

元々は祖父母の部屋だった1階の和室。

 

 

祖父母が亡くなった後、

両親はこの和室を寝室にしました。

 

 

かつては押し入れの上段に布団をしまい、

下段には下着やパジャマを収納。

 

 

それ以外の衣服は、

元から使っていた2階のクローゼットに

収納していました。

 

 

2階のクローゼット

 

 

 

 

その後、父が倒れてほぼ老健での生活に。

 

 

その頃から徐々に

母が暮らしやすくなるように

母の衣類をこの和室に移動させてきました。

 

 

 

始めはオンシーズンの衣類だけ。

【2020年撮影】

 

 

右矢印実家の片付け 定期的な見直し3 引き出しを変えただけで、しなくて良い家事ができたこと

 

 

 

慣れてきたら礼服以外は全て

この押し入れに収納。

  

 

持っている服を着回せるように


母がなるべく自分のことは

 自分でできるように


私のサポートが大変にならないように

 

 

仕組み定位置を決めています。

 

 

今回の衣替え前の写真

 

 

 

 

同時進行で

まだ洗濯してなさそうな春夏ものは、

母に自分で洗濯してもらいます。

 

 

 

次に実家に行った時に乾いた洗濯物をしまって、

ホコリよけのカバーをしたら衣替え完了です。

 

 

 

 

ここまで仕組みを作ると

大した作業ではありませんが、

 

 

ここまでくるには、

それなりの年月がかかっています。

 

 

 

2019年の初夏のころ

母は認知症と診断されましたが、

今のところ何とか服を着回せています。

 

 

毎日洋服を選んだり

洗濯したり

畳んだり

しまったり

 

そういう日々の事を忘れないように

続けることが大事だと感じています。

 

 

もちろん全てをできているわけではなく、

 

私が行くたびにあちこちに

畳んだ服が床に置いてあるので、

それを一緒に元に戻しています。

 

 

 

認知症じゃなくても

高齢になればなるほど、

時間のスピードについていくのが

やっとになるようです。

 

 

季節の移り変わりに

ついていくのも大変そう。

 

 

 

だから親の心配をする前に

まずは「自分の事」だと思っています。

 

 

歳を重ねていってもできる限り

 

「自分のことは自分でできるように」

 

家の中をシンプルにすることを

心がけています。



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