家族に使ったモノを元に戻してもらうには、
具体性を高めるしかありません。
「元に戻して」という一言も、
・いつ
・どこに
・誰が
・どんなふうに
「戻して欲しい」と、
とにかく具体的に伝える!
具体的に言わないと
伝わりにくいのです。
たとえば「いつ」は、
あなた すぐに戻してほしい
夫 後で気が向いたら戻そう
子ども 寝るまでに戻せばいいや
こんなふうに伝わってない…
たとえば「どこに」は、
定位置はありますか?
たとえば「誰が」は、
そこにいる誰に向けて言ってますか?
たとえば「どんなふうに」は、
ポイっと入れればいいのか、
重ねていいのか、
立てて入れるのか…
具体的にやってみせないと、
思った通りにはやってくれないものです。
もちろん「一を聞いて十を知る」ことの
できる相手ならそこまで言わなくてもOK
たとえ思うようにやってくれなくても、
心にゆとりのある日なら
見過ごすこともできます
でもプチストレスも積もり積もると、
いつか爆発しますから…
できることなら具体的に伝えて
「認識を共通」にしていく方が
いいのかなって思います。
私も主婦歴27年の暮らしを振り返り、
「なあなあにしてきたこと」
を具体的にしていこうと思っています。
この「なあなあにしてきたこと」とは、
家族に対して少しだけ
イラッとするような生活習慣や、
言わずに我慢してきたことなど、
家庭平和のため、
飲み込んできたことです。
「言わなくて済むことは言わなくてもいい」
そう思ってきたけれど…
伝えられるうちに伝えていかないとね。
歳とってくると、都合の悪い時だけ
「聞こえない、見えない、覚えてない」
ってな具合に、
なーんにも伝わらなくなって
いきそうなので
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