ITALIA ／サルディーニャ島食べ歩き・ヨットの旅 3

「ス・クンビドゥ」は半地下になった古いお店でわりと空いていた。
「2人です」というと「何処でもいいよ」というのでお店の奥にズンズン進んで行くと「こっちへどうぞ！」と呼ばれた。
行ってみるとその2人席のすぐ前はトイレ

うーん差別だ
「いいえ！こっちの席でいいか？」とトイレから離れた6人席を指差すと「いいよ」というのでそこに陣取った。

こういう時でも気後れせずにはっきり言った方がいいみたい

言葉が通じないから…とか向こうの人に案内されちゃったから…とかマイナスになって、せっかく楽しいはずのお食事が台無しになるのは、絶対損だよ

実際、イタリア人でも席を決めるのに相当時間かけて「ここでもない」「あそこでもない…」ってやってる人も多いよ

ただ、向こうの人がどんなに面倒くさそうな顔をしていても、ちゃんと席が決まった時には「グラッツェ（ありがとう）」と満面の笑みで言うことこれむっちゃ大事

「ポルケッタはありますか？」と聞くと「ありますよ。伝統的な料理のセットにするか？」的な事を言ったのでそれにしてみました。
まず出たのはサルディーニャ名物のバリバリの薄いパンにサラミや生ハムとこれまたサルディーニャ名物のペコリーノチーズ。

この前菜はこの旅何処に行っても出てくる事になる。

このパリパリのパン。

本名は「パーネ・カラザウ」って言うらしいんだけど。

「カルタ・デ・ムジカ」(音の出る紙）っていうのよってある人から教わってすっかりそれがお気に入り

決しておいしくないのよ…

だけどね、毎日毎日食べてると、また食べたくなるっていうか…

日本に帰ってきてからも「カルタ・デ・ムジカ」を探したもんね

そしてその後、豚皮？らしきプニョプニョした触感のものとトマト・キノコを炒めた物。
鮫の酢漬け。

野菜のグリル。と続いた。

それだけでお腹いっぱいになりそうな量

しかも鮫の酢漬けは異常に臭いチーズも臭い野菜は普通

そして、この後いよいよメインディッシュの

「ポルケッタ」が登場します

bis per favore…

さすがの臭物好きのワタクシ達でも太刀打ち出来ない臭さにギブ