こんにちは
日本一の印刷屋さん【有限会社 京都印刷】です
さぁ、ドンドン行きましょう
2017怒涛のGW Vo.Ⅲはちょっと…
さすがに怒ってしまったお話です
正八幡宮氏子青年会としての大役『神幸祭』を前々日に控えた、とある日
氏子青年会の会長より入電
『明日、鯛ラバ行こう~ 船、決まってないけどwww』
船、決まってない
GW真っ最中、どこもイッパイのハズ
その状態で、前日に予約が取れる訳がない
釣行翌日から2日間【正八幡宮神幸祭】
絶対キツイ
∴ 返事は『ム~リ~』
と、言うてやったとですけど、完全に行く気マンマンの会長、30分後に
『船、取れたけ!4人で』との事
GW中、予約が入ってなくてフリーの遊漁船
ネットで検索すると、毎日毎日『入れ食い爆釣』の記事
どう見ても『盛りすぎ』
ねつ造か…
=嫌な予感しかしない
まぁ、これも副会長としての責務だと、自分に言い聞かせて会長のお供をすることにしました
同乗者は、会長のお仕事のパートナーさんたち
軽く挨拶をすまし(船上で名刺交換)、タックルをセッティングしていると、別で2人のお客さん
私 …『4人やなかったと』
会長…『いや、船長に4人で鯛ラバっちいうたよ』
私 … 『まぁ、いいっちゃない? チャーターやないとやけん、船長が常連さんば呼んだっちゃろ』
4人… 『おはよーございます』
と声を掛けると、
お客さん…『おはようございます! どこで釣ったらいいですかね?仕掛けは…』
あれ
常連さんやないねぇ~
しかも素人さん
もう一人はカゴの中に手釣りの仕掛け
そこにやって来た船長
船長…『手釣りは困るんよね~他とオマツリするし』
お客さん…『いや、電話で言ったやないですか』
船長…『なら、好きにすれば』
なんか、嫌ぁ~なムード
やり取りが訳ワカラン…
つか、態度悪いなんてもんじゃない
テンションだだ下がりで白けた空気の中、船は出港したのでした
海老で鯛を釣る? いや、鯛ラバで大ダイを釣る!
途中で活きエビを購入し、船は一路【角島沖】へ
ほう、エビラバもさせてくれるんや
と、にこやかな一行
しかし…
…………………………『ねぇ、なんか船、遅くない』
『ですよねぇ~』
『予報、悪くなかったよね?』
『1mやったッスよ』
『よねぇ~このままやったら角島沖まで相当かかるぞ』
『おかしいっすねぇ~』
と、話していると、船がスローに
船長、おもむろに【シーアンカー】を投入
あれ⁉角島沖行かんの?
と、顔を合わせる一行
『はい!釣って下さい!』
と、船長
ま、まぁいいポイントがあったんやろ
と、釣りを開始しようとすると
『エサ付けんと釣れんよ~』
と、船長
あぁ、そういうポイントなんやね
と、エビラバを始める一行
…。
……。
………。
…………。
………… ………… …………。
んっ?
なぁ~んもアタらん
潮も流れん
まるで池
船長…『ここはこの前入れ食いやったんやけどなぁ 甘鯛とレンコ鯛が』
イヤイヤイヤイヤ
ボクたち、真鯛釣りに鯛ラバしに来とるんですけど
船長…『ここにゃ~鯛はおらんで』
はぁ⁉
船長…『タイのおるポイントにゃ、こんな大きな船じゃ行かれんけの~』
はぁ⁉
ぜんぜん意味わからんしwww
『船長、角島沖は?』
と聞くメンバーに
『今日は行かん』
とバッサリ切って捨てる船長
あぁ…だめだこりゃ
嫌な予感的中
文句を言っても仕方がないので、とりあえず黙々と釣りをする一行…
しかし、流れないアタらない
船もヨタヨタ、ちゃんと立ってない
この潮でこの風ならスパンカー立てんとダメやろ
それかドテラで…
シーアンカー、あらぬ方向に来とるやん
エンジンかけて、ヨーソロー
イヤイヤ、違うでしょ
ホントにプロかこの船長
と、徐々にイラつき始めるメンバー
なんとか場を和ませないと
と焦る私…
キタ――(゚∀゚)――!!
と、竿を海に突っ込み、大物が来たように見せかけて、たっぷりと時間をかけて、上がってきたのは10㎝ほどのアラカブ
これに皆さん大盛り上がりで、なんとかいい雰囲気に
俺ゃ、ポーターやないぞ!早く場所移動して!
と、船長に目で訴える
何度か場所を移動するも、状況は変わらず…
早々に諦めて寝るメンバーも
うん、気持ちわかります
胴つき仕掛けの餌釣りにも釣れんのに
こんな池で鯛ラバやったって…
『船長、せめて根魚でも釣りに行きませんか?』
と、提案しやっとこさ場所移動
魚探を見ると水深は40m、底はフラット
カケアガリでもなく、根がある訳でもなく、とにかくフラット
『ここはよう引っ掛かるけぇ、こまめに底とらないけんよ~』
と、船長
イヤイヤ、魚探見てん『フラット』ですやん
試しにゾロ引いてみたけど、全く根がかりしませんでした
うん、今日はヨカ天気で海の上で気持ちイイ~
と、気持ちを切り替えて宴会始めました
みんなの機嫌も良くなり、下げ潮が動き出してアタリが出始めた13時
ポツポツと小型のレンコが喰い始め、何も無いよりはいいやとみんなが真剣に釣り始めた13時15分…
聞いていた沖上がりは15時
船長…『はい、みんな上げて~ 今日は釣れんけ、もう帰るよ
』
はぁっ⁉
それ、おかしくない
誰も言わんとです
みんな、優しいのか諦めてるのか、呆れてるのか…
ただ一つ、想いは一緒
『もう、二度と来ません』
陸に上がって、うどんを啜りながら反省会
『次からは、キチンと情報を見て、ちゃんと計画的に事前予約を取って行きましょう』
と、心に固く決めたのでした
釣果写真ですか?
ございません
私は私で、島から帰ってきてからは初めての船釣りやったので、それだけで良かったですけど
しかし翌日、仏のミノちゃんが鬼の形相になる事件が
ホームページ、何の気なしに覗いてみると…
見出しには『根魚入れ食い!好調!』の文字が
アップされてる釣果を見ると、間違いなく昨日は乗船してなかった人たちが満面の笑みで魚を持った写真がたくさん
あっけにとられていると、昨日のメンバーからLINEが
『あの写真、誰?』
『いや、乗ってなかったよね?』
はい、釣果ねつ造はいかんですよ
これ以上、犠牲者が出ない事を祈るばかりです
ま、いい酒の話のネタにはなってますが
さて、いよいよ次会より【正八幡宮神幸祭】編が始まりますよ~
ちゃんと仕事もしてますよ!日本一の印刷屋さん
・チラシ・フライヤー・ポスター・名刺・各種伝票・封筒・冊子などの印刷や製本、企画から

・幟や暖簾、カレンダーなどのノベルティーグッズも得意です

・お客様の『想像』を『創造』する会社です

デザインから印刷まで、トータルプランニング
CREATIVE・PRINTING 有限会社 京都印刷 (みやこいんさつ)
Address:〒824-0005 福岡県行橋市中央3-3-10
TEL:0930-22-0319 FAX:0930-22-0429


MAIL:miyako01@mountain.ocn.ne.jp
HP:http://www.miyako-printing.com