自分と同世代(40ー50代)ならば、わかっていただけるでしょうか。
あの「ザ・ベストテン」に
「万里の河」が突然出て来た時は、すごい歌唱力と、不思議なサウンドと、
溢れるパワーに「なんかすごい人がでてきたなあ」と
中学生ながら、思ったものでした。
![目](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
当時の自分にとっては、練習づけの自分の励みは、毎週木曜のザ・ベストテン。
でも生放送中は練習中だったこともあり。
![うお座](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/223.gif)
当時でたばかりのVHSではないベータビデオで母に録画してもらったものを
必死に見ていたものでした。
そして90年代前半は、YAH YAH YAH
アメリカ留学をはじめたばかりで。
シンクロ選手現役引退後で。
人生に悩むっちゅーか。
自分ってだれだ?に、どんどん入っていっていた時期で。
25とか26歳とか、そんな時期だったのだと思うが。
私は次はどこへ向かえばいいのか?と
アメリカの大学院の講義で、必死に英語についていこうとあがいているのに、
なかなかネイティブの人たちと同じようなプレゼンができないし。
全然、日本語でだったら簡単なことが、まったくできないし。
![ドクロ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/152.gif)
毎日、自分のあまりの能力のなさに、落ち込み、悔しくて。
![パンチ!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/043.gif)
そーんな時に、YAH YAH YAHを、一人、自分の部屋で大音量で聞いていた。
![にひひ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
まー。
聞き方が、これまた自分っぽくアホなんだけど。
大きな鏡に向かって、長いコート着て、前から扇風機を強にして、
「いーまから一緒に!これからいーっしょに!なーぐりにーいーこうかーーー!!!!」
と歌い上げておった。
![グッド!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
![メラメラ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/037.gif)
でも、最初のフレーズの
「必ず手に入れたいものは、誰にも知られたくない」
なんてところは、めちゃ泣けてきていた。
![しょぼん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
まー。
とにかく。
当時の自分を支えてくれていた曲の一つだった。
素晴らしい影響力であるが。
そういった「社会に素晴らしい影響力を与える方も、一人の人間」。
人間として、一人の「ただの人」としての自分への向き合い方で何があったのか。
「ただの人」である自分、
されど同時に「唯一無二のかけがえのない自分」に、
どれだけその両極端の「素晴らしい自分」に向き合えることができたのか。
周囲には本音のご自身を出せなかったのか。
それとも、本音自体をご自身が認めなかったのか。
それとも、社会支援的なコーピングにおいて問題があったのか。
たとえば、アメリカでは、
プロのトップアスリートへのキャリアトランジション時、
つまり引退時に、
「今後の自分が、悪い人間にだまされない為に」というような講義があるくらいである。
そもそも、日常社会「だけ」の世界とはどんな世界か。
異常な精神状態が、「もはや必要でなくなる」普通の世界とは、どういう世界か。
さらに、そのなかで、過去に「稼いでしまった」多額の報酬を、
どのように、しっかり、本当の意味で「自分のために」使うとは、どういうことか。
そのなかで、「どんな人とつきあうことが大事か」
というような講義があるくらいだ。
理由は、
それだけ、一つのことを真剣に必死にやってきた人間は、
あえて極端な表現でいうなら、
純粋すぎるということでもある。
トップアスリートへのキャリアトランジション講義。
ここは、難しい。深い。とても心理的に重く深い。
と。
おっと、話がそれてしまったかな。
![目](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
あれ、おもいのほか、長くなってしまった。
現実に戻る。
![飛行機](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/129.gif)
今日は、いまから、ラジオ収録と、TBS「Nスタ」出演と、そして、夜は、某テレビ番組の打ち合わせ。
いろんな頭の引き出しのうち、
どれを、どの時間に、引っぱりだすかを整理します。
![サーチ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/264.gif)
あたしってば、やっぱり、アスリート感覚的な自分と、心理面をどう客観的に捉えていくかの自分と、両極に、自分が離れていることを、たまに自覚しておかないと、状況によって、間違った方をつかっちゃったりする。あ、意味不明か。
![UFO](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/130.gif)
いってきやす。
![走る人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/044.gif)
(京の朝一番)