初出場だと実力発揮ができないと誰が決めたのか | 田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

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だいたいここ数年の五輪報道で、いらっとくる文言がある。

「五輪初出場で、快挙!」とかいう、「初出場」って言葉。

初出場だとなんか問題あるんでしょーか。

初出場には、良し悪しがある。
初出場だからこそ、何も「ネガティブな思い込み」をかかえず、へろっと実力を発揮する選手もいる。

目の前の事実をどうとらえるかは、人によって異なる。

あたかも「初出場だと、実力発揮は難しいんだよ」という「雰囲気を植え付ける」必要はない。

なぜ植え付けることがいかんのか。笑。

そこに意識が行ってしまうからだ。
「無駄に何かに意識がいく」のは心理上よくない。

初出場は、たんなる事実であり、それ以上でもそれ以下でもない。
それを、「大げさ」にすると、なんとなく脳には、「おおごと」になる。
いかん。

ってことで。
まー。
このコメント書くまでに数年かかっておる自分。笑。
なぜか。

自分こそ、初出場しかしなかった選手だからだ。笑。(つまり一回だけしか五輪いかなかったし。当時は一回だけでもよかったんだけどなー。笑)
だから、その自分に無駄に意識がいくから、メディアの報道に、無駄に敏感になっている可能性はある。

はっはっはー。

とにかく。
ま。
まじめに、若手の選手たちには、現場でのメントレ指導では、上記を伝えてはいる。はい。