やっぱり水泳のことは好きだったのだと認識した日。笑。 | 田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

まー。
時は経つもので。(しんみり)

21歳までは、アホみたいにプールに浸かり。いや、潜り。ひたすら潜っては足をあげまくり。笑。
その後は、必死にコーチをし。コーチをしながら、人生自体にモンモンとはしたが、でも後輩たちは、かわいくて仕方ないし、スポーツ界から離れるのは怖くて、シンクロ以外の世界は怖くてみたくなくて、必死に、井の中でがんばり。

そして色々あって、最初は、「しょーがないから」、シンクロ以外の自分を作ろうと必死になり。

やがて、
とりあえず元選手とか、元コーチとかというアイデンティティーから外れられるようになって。

気づけば。
日々、全然、シンクロとは違うゴルファーや相撲力士や違う競技のスポーツ選手にメンタルトレーニングを指導し、スポーツとはかけ離れた企業で、メンタルトレーニングを指導し。それはそれは日々充実感と、心地よいプレッシャーとストレスを感じられる仕事をしていて。

忘れていたのだが。

先日、鈴木大地くんの水連会長就任お祝い会で、沢山の昔の仲間に会った。
みんな、おやじになっているんだけど、(こっちだって、おばばだが)、でも、表情とか何にも変わってなくて。

握手をすると、とっても懐かしく、心地よくて。
思わず全然会ってないのに、嬉しくて抱き合っちゃった仲間もいて。笑。
やっぱり同志な感じで。

で。
大地くんのソウル五輪のVTRが出てきて。
ソウルの映像は、そりゃ懐かしかった。

ま、大地くんの映像なんだけど、自分は勝手に、プール会場を見ながら、自分の記憶にふけっていた。(なんて自己中心な自分)

ああ、自分、あの頃、ホント、がんばったんだよなあ。

と、懐かしく、とても温かく思えた。

これは、ようやく、良い年を取ったということだ。笑。

そして。

ああ、ホント、あの頃、沢山の人にお世話になったんだよなあ。
人生の先輩にも、人生の後輩にも。いろーーんな人に。

と思ったら、

ああ、私ってば、何にも、まだお返しができてない。

とも思った。

これも、この感覚も、
うん、ようやく、良い年を取ってきたんだろうなあ、と

やたら、自己客観視してしまった。(そして、勝手に、自分で、良い年とったんだ、とか、自画自賛をした)

とにかく。
みんな素敵だった。
会えて有り難かった。

みんなみんな、いろーーんな想いをさせてもらったのは、そりゃー水泳のおかげでした。

いやいや。
年とるとねえ。

あ、老いるけど、でも、老いることで気づけるって有り難いのである。
アホな若かりし頃の失敗、人様への迷惑の償いをできることが、年を重ねることだ。(反省)

さて。

ま。
まだまだやらなければならないことが山ほどある。
仕事はありがたい。
よし。

明日は、鹿屋体育大学での集中講義で、鹿屋でーす!