常に頑張ること、力を出し切ること。でも本番では絶対頑張らないこと。このバランス | 田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

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突然ですが、つい先日、ある若い十代のアスリートにメンタルトレーニングをしたときの内容です。



そもそも、日ごろの当たり前の日々で、「がんばんない人」は論外です。笑。

勉強でも競技でも、私生活でも。


アスリートには、そういいます。


日々の練習で、怠けグセがつくと、何がいけないのか。

べつに、もしかしたら、技術的なことは、ちょっとくらい休んでも怠けても、差がつかない「かも」しれない。


ちょっとくらい休んでも、頭のいい、あるは要領のいい人だったら、けっこううまく乗り切れちゃうし。


じゃあ、なぜ「いつもがんばること」が大事なのか。


身体的にも心理的にも、いつも限界まで、必死にバカみたいに頑張らないと、次の扉を見ることができないから。


意味不明に聞こえるかもしれませんが、自己の限界なんていう言葉を、そのまま日常でやろうとしているようなマニアックな方々であれば、この意味はわかっていただけるかと。笑。


人間ってすごいもんです。


日々、最大の力を発揮していれば、自分という人間が、勝手に伸びて、次の段階までいける。


常に、努力すること。

とにかく失敗はするし、間違えるし、恥ずかしいことも沢山あるけど、本気で生きること。

自分に対しても人に対しても真面目に、真摯に、今日が最期かもしれないと思って生きること。(少々大げさです。でもけっこう本気です。だから、暑苦しい人間です)


これは大事です。


でーもーーーー。


いざという本番といわれるような時には、絶対にがんばっちゃいけません。笑。


へらへら~~~

とか

らーららーのらーーーー

とか

はらひれほろはれ~~~~

みたいな音が体内から発するような、ふにゃふにゃモードに自分をもっていくことを意識しないと、


そんな、「ここぞという大事な本番!」なんて、緊張するにきまってるんですから。


がんばろうなんていう心理状況を自分で作るのは、当然、マイナス効果です。

過緊張ってことです。パフォーマンス発揮には、「その人それぞれの、適度な緊張」が必要なのですから。


頑張りたいからこそ、頑張らない。

ちゃんとやりたいからこそ、ちゃんとやりたいなんて思わない。


本番では、70%くらいの実力でやるつもりで、「適当に」やる。


その「適当」の質を高めるために。

はい。

日々、100%ではなく、130%の力を発揮しようと必死になって、自分を高める日常を送ります。


そうすれば、日々の自分が常に向上できているから。

質が常に高まるから。


そんな、

本番だけ頑張る必要など、いっさいなくなる。


うー。

じつは、これが一番、選手としては、厳しいんだけど、、、。(そりゃ自分だって、怠けることは多かったぞ。と、よく中学生の息子には、白状しています)


以上。

なんだか無意味に、交感神経が高まってしまうようなブログでした。笑。