津軽海峡冬景色熱唱@青森駅 | 田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

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いやいや、寒かったです。

私は、そもそも暑がり。なので、夏が嫌い、湿気が嫌い。ベトベトする季節が嫌い。暑い時期には、水着でしかいたくないわけで。

そもそも女性が夏にストッキングをはいている事自体、考えられず。というか、私、いわゆるパンティストッキングと名の付くものは1枚も持っていないのですが。


さて。

なのに。

青森、ちょー寒かったです。

寒いの大好きなのですが。

やはり、そんなこと言えるのは、東京に住んでいるからだということが、しみじみわかりました。


そして遠かった、、、。

地方講演は確かによくありますが。どこに行くのも飛行機なので、いくら遠くても2時間なんですよね。

今回は、雪で遅れたら困るということで行きは新幹線と2つの特急の乗り継ぎで弘前へ。


8時過ぎには家を出て、まず東北新幹線で、八戸へ。

そこからなんて名前だったかなー、なんか特急で、八戸から青森駅へ。

その特急のグリーン車は、なんか紺の革張りのちょーかっこいいシートでした。

しかも席の前に、こんなものが。




なんかこういうのを見ると、外人は爆笑するんですよね。

日本って、ホントに親切だなーって。

確かにそうです。

けっこう爆笑ものでした。

しかも本当に優しいです。「忘れちゃダメですよ」って書いてあるだけでなく、「もしも忘れても責任は取れませんよ」ってそこまで書いてくれてます。


こんなとこに自分のチケット忘れて、それを駅員さんに怒ってしまうようなアホな人がいるってことですよね。

リスクヘッジにしても、すごいですよね。

ま、大切なことではあるんですけど。とにかくあり得ないようなリスクヘッジをしなきゃいけないのが社会ではありますが。


それにしても、あー日本て、ホントいいなーって、思います。

これを当然、半分バカにしたように意見する外人はいますが、反面、そういった外人さんは、半分は、「日本って優しい」ってことは思ってしまうわけで。ホントそうです。


英語訳が、またこういうところにあるのって、けっこう笑えますよね。


そういえば、以前、ダンナと軽井沢から高速に乗った時に、どこだったかな、どっかのサービスエリアを抜ける時に、大きな看板で、「お手洗いには行きましたか?大丈夫ですか?」っていう文字がありました。


ちょー爆笑しました。


どこの国のfreewayに、「did you go to the toilet already? are you sure? are you gonna be OK?」って書いてあるでしょうか?


日本ってホントすごいです。


さて。

とにかくこのチケットホルダー。私のようなアホな人間には、危険です。

こんな有り難いところにチケットなどを入れたら、絶対忘れます。


とにかく1時間くらい乗って、青森駅に到着。


駅についたら、おっと、ビックリしました。

青森駅って、まさに駅の横に連絡船があるんですね、、、。海が真横にあり。


「上野発の夜行列車降りた時から、」


「青森駅は雪のなか」、、、確かに雪のなかでした。


「北へ帰る人の群れは誰も無口で」、、、確かに、皆様無口で、連絡船の方に歩いて行かれる方もいらっしゃいました。


「海鳴りだけを聞いていた」、、、はい、海鳴りしか聞こえないほど静かでした。


とにかく。

講演にいつも同行してくれる栄子ちゃんとともに、二人で、駅のホームで、津軽海峡冬景色を熱唱しました。






さて。30分くらい次の「かもしか」という特急に乗る前に待っていて。




これで30分くらい走って、弘前に行きました。


講演は、今日は、商工中金の講演だったので、30-80代の中小企業の経営者のおじさま、おにーさま方へ向けての講演でした。


帰りは、最終の飛行機に間に合うように失礼して。

でも雪で離陸が遅れまして。

結局、羽田に着いたのは22時半を回っていました。


金曜は、会社の執行役員と、営業本部役員との最終会議。

ようやく、色々詰める内容もどうにかまとましました。

あとは自分がやれることに集中し。


とにかく必死にやらなければいけないことは、必死に頑張ります。

大変なことは、会社が大きくなれば、自分が年齢を重ねれば、色々な経験が増えれば、どんどん深刻なことに変わってくるし、ストレス対処すべきことは増えるわけですが。社会では誰もがやっていることです。


沢山の一緒に頑張ってくれる人たちのために、自分でどうにかなることは絶対に頑張りたいと思います。


会社をはじめて本当に良かったです。

イヤなこととか、やばいこととか、大変なこととか、という範囲がどんどん広がっていくことは、悲観的になるどころか、逆に、人生勉強としてはたまらないハードルです。


問題が増えるごとに、もう自分ではダメかもしれない、と思いながらも、とうとう今回はもうやばい、自信を失う、と思いながらも、クリアをして、何とかハードルを乗り越えたと思ったとき、それは何とも言えない達成感です。そして、自分は、さらに強くなっていく、のではなく、さらに柔軟になっていく、、、と思える時がホッとする時です。


人間は絶対に強くはなれません。というか、強くなることを目標にしていることから、次のステップが、柔軟かとも思います。


柔軟に、柔軟に、そして常に、達成したものを捨て続けることを目標にして。


小さいハードルは捨てていかなければ、大きなハードルが来てくれません。


昨晩は、ふっと、若いスタッフの真剣なまなざし、行動を見る機会があり、ちょっと嬉しかったです。

若いスタッフのエネルギーは偉大です。感謝します。