昨日今日と、仙台フィルは次期常任指揮者の飯守泰次郎さんとモーツァルトの交響曲39、40、41番というというプログラムで定期演奏会でした。

モーツァルトだけの演奏会というと、一般のお客さまはどう思うのでしょうね? オケのメンバー的には神経が研ぎ澄まされて、リハーサルやコンサートのあと、なかなか寝つけないといった副作用があります。普段秒殺で夢の世界に行ける僕が言うのだからまちがいありませんぞ!(笑)

飯守泰次郎さんはたしか77歳、大ヴェテランです。というより現国立劇場のトップという肩書が示すように日本クラシック界の重鎮です。
それなのに?といったら失礼なのかもしれないけれど、本当に音楽にまっすぐ純真、そして怖いくらいの音楽的な鋭い耳をお持ちです。
リハーサル3日間、本番2日の計5日間はしんどかったけれど音楽家としての喜び、充実感に浸った時間でした。
もちろん喜んでばかりもいられません、今回のMozartのようなごまかしの効かない音楽は、仙台フィルにまだまだ洗練の必要があるという事実を突きつけてきたのです。それはアンサンブルもそうだし、もっといえば個人の奏者ひとりひとりの力を磨くことを要求されているということです。
頑張らなきゃ❗️

あれ、チェリストミヤケ、いつになく?真面目に熱いですぞ。(笑)

実は終演後、事務局の人に「飯守先生か三宅さんと話したいと言ってますよ」と言われ、少しビビりながら楽屋に行きました。

中学高校時代にさんざ、職員室で説教、注意をありがたく拝受してきた身としては覚悟を決めて、楽屋にお邪魔しましたが、
怒られませんでした😁✨✨!

あとはナイショです。

さあ、いよいよドボルザーク協奏曲。。