仙台フィルの東京公演、6月定期、そのあと1週間ほどお休みをいただいて旅行✈️など
ブログに書くべきことは沢山あるのですが、今日は音楽で知り合った仲間、先輩が旅立たれた話を。
ドラマーのミルトン富田さん、ある歌手さんの忘れられないツアー、録音でご一緒させてもらいましたが、弦と溶け合う繊細なスティックさばき、オフの時の抱腹絶倒なトークがとてつもなく魅力的でした。すっかりご無沙汰しており、昨年倒れられて闘病生活をされていたことは聞いていましたが残念です。
そして名前はここには書きませんが、あるピアニストの奥さま。チェロをヨーロッパで学ばれ、その後プロとして演奏活動をされてはいませんでしたが、僕のことを気にかけてくださりました。
豪快な方で
「おい、三宅!再来週モロッコに遊びに行こうぜ!」
など、発想がすごくて自分など凡人だと思わされたものです。
そして昨日テレビで報じられた美輪明宏さん。
僕がアメリカ留学から帰ってきて、うまくいくこともあればいかないこともあり、将来の不安を抱えていた頃、当時護国寺のそばにあったキングレコードのスタジオで美輪さんの録音仕事がありました。
現代の録音は歌とバンドの録音は別々で、我々が歌手の方と接することはあまりないのですが、その日、ミキ美輪さんはミキサー室から我々の弾いてるレコーディングルームまでいらして、あろうことか、僕の横に座り
「あーた、ヨーヨーマなんかに負けるんじゃないわよ」
と励ましてくださったのです。
ヨーヨーマどころか、国際コンクールも一次で落ちて、入りたかったオケにも生意気だと言われてはじかれ、毎日の日銭を稼ぐので必死だった僕は本当に救われる思いでした。
そして彼の「ヨイトマケの唄」は録音で初めて聴きましたが、あまりに素晴らしく、弾きながら涙が
溢れて困ったのを覚えています。
僕もいい歳になり、これからどんどん別れがあるのだなと思わされるここ数日でした。
とにかく自分も今日一日をしっかり生きよう。
新幹線で石川県へ向かっています。
アンサンブル金沢の定期のリハーサルが今日から始まります。


