思い起こせば25、6歳の頃に大麻堂とコラボで犬式のバンドグッズで麻フンドシを作って以来、15年以上フンドシを作っては売り続けている。

 

数奇な人生です。
 

当初の動機としては、戦後に米国の化学繊維業界のマーケットとなった日本において「パンツ」が下着のスタンダードになっていった中で廃れた褌(ふんどし)の文化を取り戻したいという思いがありました。

 

フンドシを見て笑う子供が多い現代の感覚を変えたい、

フンドシを締めて様になる自分を作りたい、

そんな思いもありました。


氣がつけば時間に磨かれて、たどり着いた型がありました。

 

なんとなく頭の中で変遷を振り返ると、5、6人の縫製職人、染め職人の手を経て、つど僕がお願いを加えてきたマイナーチェンジを繰り返して今の型に行き着いています。

 

特にこだわったのは、締め心地のいいように「幅」にグラデーションをつけた紐。

 

「男の運気、締めずに開く」

フンドシの裾を縫い閉じせずに、切りっぱなしにしているのはそんな由縁もあるそうです。

 

開きすぎの人は閉じれば良いのかな。
 

本体、ひもの形など、こだわりの三宅商店オリジナルパターンを採用しています。草木染めのボディとしてもご利用ください。

【ビバーク×三宅商店|ヘンプ100%ふんどし|生成り】

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