8/27-31「里山リペア2019晩夏」@岡山・吉備中央町/久米南町
トーク1日、ワーク4日、そしてClosingParty。
1日参加もOK!(トーク定員100名(当日先着)、ワーク定員各日25名(事前申し込み))
参加無料(ドネーション制)
ワークショップ申し込みフォームこちら(申し込み締め切り8/24)→https://forms.gle/zYaJdw6TkPfMaUqa7

 

 

近年、限界集落地域における高齢化と過疎化がいよいよ加速しています。ここ岡山県吉備中央町も人口1万弱の中山間地。町道の草刈り等、住民の協力で保たれている道路の整備や、900年続く加茂大祭の各地区での運営の継承など、人手不足がその存続に深刻な影響を及ぼしつつあります。

 

自然と文明のエッヂ(Edge)を守る人々とその知恵が、急速に失われつつあり、維持する人のいなくなった山林は、乱開発、大規模エネルギー施設、廃棄物処理場などのターゲットになりやすい。そして自然との境界エリアで問題が起きると、それは空気や水の問題として遥か下流の人々にも影響を与えます。

 

管理不能あるいは所有者不明山林が「九州1個分」、耕作放棄地が「埼玉県1個分」存在する日本の国土の現状を、破壊的な開発ではなく自然との共生や自然再生事業をベースとしたポテンシャルを探って行く事。これは、これからの日本の中山間地域に委ねられた大きな役割であり、また、可能性であるとも言えます。

 

"破壊から再生の公共事業”を誘致できる文化的土壌など、孫リターン検討者、移住者、そして中・短期滞在のウーファーや旅行者にとって、魅力的な町のデザインとしてのパーマカルチャー導入について考えてみたいと思います。

 

また「草刈り応援隊」など、都市部からの援農的な週末ボランティアを招くプロジェクトを「イベント性」を付加して、面白く開催することについてなどもディスカッションのテーマに掲げてみたいところ。都市部からも行ったり来たりできる場所作り。

 

パーマカルチャーはガーデニングのみならず。
コミュニティの関係性、組織内の人間関係、プロジェクトの存続性、こうした「町づくり」に必須のデザインを考えるための「総合的なデザイン体系」なのです。

 

地域の人手不足を解決する方法を、本気で創造してみよう!

 

 

 

【ポートランドよりマット・ビボウ再び来吉備!】

 

 

前回、6/17-19の3日間開催で大盛況だったパーマカルチャー地域おこしイベント「里山リペア」のアフターフォローを兼ねた、第二回開催!今回は、8/27ロマン高原多目的ホールでのプレゼン・トークセッションを皮切りに、8/28-31の実践ワークショップを含めたなんと「5Days」!地元キャンプ場との提携により、町外参加者も積極的に受け付けていきます。もちろん日帰り、単発での参加も可能。

 

ワークショップにおいては、前回のワークで施した作業現場が、その後どのように変化したかを踏まえて、引き続き、高富のサトケン道場のファーム作り(種子団子づくり、種子団子まきも予定しています)。

 

また、今回はお隣の久米南町にあるパーマカルチャーセンター上籾(通称:パミモミ)でのワークも2日間。パーマカルチャーガーデンや自然建築の現場を体感することができます。

 

【日程】

 

「里山リペア2019晩夏」

8/27 18:00-21:00 トーク&ディスカッション@ロマン高原(16:00-夕暮れマルシェ)

8/28 10:00-17:00 WS @久米南「パーマカルチャーセンター上籾」

8/29 10:00-17:00 WS @久米南「パーマカルチャーセンター上籾」

8/30 10:00-17:00 WS @サトケン「高富道場」

8/31 10:00-17:00 WS @サトケン「高富道場」

18:00-21:00 持ち寄りクロージングパーティ

 

 

【トーク&ディスカッション】

8/27(火) 18:00-21:00トーク&ディスカッション

(16:00-夕暮れマーケット)

@ロマン高原かよう総合会館2F多目的ホール

(加賀郡吉備中央町豊野1-28)

 

 

プレゼンテーター

 

・三宅洋平(一般社団法人Satoken代表・音楽家)「森林管理経営法改正を巡る状況把握と、パーマカルチャーを通じた地域保全について」

・マットビボウ(パーマカルチャー講師)「前回のワークまとめ、パーマカルチャー導入初期のゾーニングについてなど」

・四井真治(パーマカルチャーデザイナー)「日本の風土におけるパーマカルチャー」

・青江整一(くらしのたね代表・建築会社経営)「再開発地域にパーマカルチャーデザインを(岡山市での取り組みを紹介)・2」

・望月祐多(「三穂の郷農園」代表)「吉備中央町における自然農・パーマカルチャーの可能性」

・ホルツヒューター・カイル(パーマカルチャーセンター上籾・久米南)「WSが君を呼んでいる」

 

*プレゼンタイトルは変更になる場合もあります。

 

 

【目的(前回掲げたもの)】

 

吉備中央町の景観、農業にパーマカルチャーを積極的に取り入れると、観光資源になるのではないか?ということを検証したり、その前提としてパーマカルチャーを町の人たちに伝わるようにプレゼンする。(地域の可能性は「植えて、育くむ」事ができる)

 

ポートランドのシティリペア、パーマカルチャーシーンが、実際に何をやっているのかを具体的に紹介。町で取り入れられるアイデアを探る。(今あるものを、リデザインする事で生まれる価値)

 

パーマカルチャーや有機・自然農業を実際に学べる場所(大学?)を作る構想。

会場も含めたディスカッション。

海外からのウーファを呼び込める町にするのも良いと思う。

(移住や、短・中期滞在者を呼び込む事で、過疎化の対策にも繋げたい)

 

また、岡山市内で、再開発地域にパーマカルチャーデザインの導入をしようと、住民主導の提言作りを進めているみなもと建築工房社長・青江整一さんから、SDGs(*)を基礎にしたプロジェクトについてのプレゼンをしてもらい、アイデアを町内の行政ベースに乗せていくための具体的な実践フローについて考える機会を持つ。

(*)SDGs:国連が策定した「持続可能な開発目標」のための具体的行動指針

 

 

 

【ワークショップ】

 

◉8/28(水)、29(木) 10:00-17:00 ワークショップ@パーマカルチャーセンター上籾

(久米郡久米南町上籾863)

 

・座学(炭素貯蔵農業・建築) 

・ヒューゲルカルチャー(Hügelkultur)づくり

 ・屋上緑化 

・籾殻断熱材づくり 

・育苗土づくり

・種まき

・苗づくり

・パーマカルチャーガーデンづくり

・定植

 ・間伐 

・八枚刃の研ぎ方

・草刈り機の使い方 

・薪づくり

 

 

◉8/30(金)、31(土) 10:00-17:00 ワークショップ 18:00-21:00 クロージングパーティ

@Satoken高富道場(加賀郡吉備中央町高富1916)

 

・パーマカルチャー座学

・種子団子作り、草刈りなど団子まきの下地作り、種子団子まき

・パーマカルチャーガーデンづくり(定植、支柱立て、枠作り、育苗箱作りなどを予定)

・エリア作り(間伐、草刈り)

・薪づくり

 

*1日のみの参加もOK!

 

 

 

 

【参加費】

無料(ドネーション制)

イベントやワークショップ参加後、自分で決めた金額を置いて行ってもらうドネーションボックスを設置します。

 

「学びへの感謝」×「イベントの継続性への応援の気持ち」×「率直な自分の経済状況」

=ドネーション

 

「興味はあるけどお金がないから参加できない」という人をなくすための方法です。「私は少し余裕があるから、多めに出すよ」という人は、もちろん大歓迎!

 

 

【宿泊】

 

宿泊の方は、小森キャンプ場をメインキャンプとしてご案内します。(8/28、29の上籾WSへは50分程度、車で移動します)

他にも2つほどキャンプ場はありますが、参加者がなるべく同じキャンプ場を利用する方が、ワークショップ現場への車の乗り合わせなどがしやすくなる、参加者同士のコミュニケーションが生まれやすい、と言ったメリットがあります。

宿泊希望の方は、各自キャンプ場までお問い合わせください。

 

宿泊のお問い合わせ・申し込みは

〒709-2404

住所:岡山県加賀郡吉備中央町小森1881 【Yショップ 葛原様まで】

(三宅商店の目の前、小森温泉、湯の瀬温泉から車で3〜5分)

電話:0867-34-1612

受付時間 :8:00〜18:00

 

 

 

その他の近隣キャンプ場

 

湯の瀬温泉郷キャンプ場(湯の瀬温泉隣接)

吉備中央町豊岡下

0867-35-1900

 

チロリン村キャンプ場

吉備中央町神瀬1612-1

0867-34-0027

 

 

【食事】

 

スリランカ帰りの多国籍料理人「ラガー食堂」さんが、朝・昼ごはん

吉備中央町在住のアーユルヴェーダ創作料理「とよけ姫」さんが、夜ごはん

 

を担当してくれます。

 

朝 500円(予定)

昼・夜 各1000円(予定)

申し込み制となります。

 

キャンプ場での自炊も可能ですが、食材の調達ができる道の駅が17時までの営業となっており、あらかじめクーラーボックスに食材を持参する方以外は、ワークショップのあとでの自炊はなかなか難しいかもしれません。

 

朝・昼は各ワークショップ会場で、夜はサトケン高富道場にて、提供します。

 

食の神さま「とよけ姫」さん

 

ラガー君のスリランカプレート

 

 

【お持ち物について】

◎必要なもの

・軍手

・帽子

・雨カッパ

・長靴

・動きやすい靴(ガーデニングやトレッキングなどできる靴、足袋でもOK)

・マイ箸、マイコップ、マイお皿

・8/31のクロージングパーティの持ち寄りご飯(ご参加の方)

◎あれば便利なもの

・筆記用具、ノート

・座学のときに座れるような座布団

・スリッパ

・カメラ

◎お持ちの方にぜひお持ちいただきたいもの

(ご協力いただけますと有難いです!)

・鎌

・ナタ

・ノコギリ

・ハンドスコップ

・スコップ(剣スコ)or 鍬(くわ)

・草刈り機

 

 

 

 

【申し込みフォーム】

申し込みフォームはこちらです↓

https://forms.gle/zYaJdw6TkPfMaUqa7

 

 

Facebookイベントページはこちら↓

https://www.facebook.com/events/1633663760099437/

 

 

 

【主催団体】

一般社団法人 Satoken 代表 三宅洋平

パーマカルチャーセンター上籾 代表 ホルツヒューター・カイル

きびちゅうおう温故知新ワークショップ ちえのわ 古賀智己

 

 

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*当イベント内で生じた事故、けが、発病に対して、主催側は基本的に責任を負いかねますので、自己責任の元での活動を、よろしくお願いします。最低限の救急箱はご用意しています。まずは怪我のないように、無理のないように、氣をつけましょう。