今号のメルマガは、
・共生革命対談の文字起こし(後編)
・犬式対談(動画・音声・テキスト)
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共生革命対談の文字起こし、後編の冒頭部を読んでいて、
「そう、まさにNVC(非暴力コミュニケーション)のそこが共感できる」
と改めて感じさせてくれたソーヤー海くんの話を、一部引用します。
【ソーヤー海(以下:海)】
『パーマカルチャー』と『NVC』、僕がなんで実践して広めてるかっていうと、やっぱりね、現実的だから。
やっぱりもう「自分が生きたい世界を、もう生きろよ」っていう分野なんだよね。
だからやっぱり、誰かに訴えかけて「変われ、変われ」とかって言ってたら日が暮れるっていうかさ。
結局その結果、原発事故が起きてしまった状況だし、戦争も続いてるし。
で、やっぱりなんか、凄い頑張ったと思うんだよ、今まで活動してきた人。
で、物凄い頑張って、物凄い孤独な思いをして、散々もう仲間からも叩かれて。
まぁそういう体験、うちらもみんなもしてると思うけどさ、
やっぱり知らない人からも叩かれるし、反対してる人からも叩かれるし、でも内部からも叩かれる、みたいなさ。
【三宅】
一番応えるよね。
【海】
ね。
で、やっぱりそれを耐え切った人たちが、今の60歳以上の活動家、みたいなさ。
でもやっぱり孤独だし、どこかでこれを続けても結局、結果が出ないっていうところに行き詰まって、
しかも誰もやっぱりその生き方をついてくる人がいない。魅力的じゃないから。疲れてるし、結果も出てないし、なんか悲しい、みたいなさ。
それだったら全然もう、会社で楽しく金を作って生きたほうがいい、みたいなさ。
その幻想のほうが強いから。
でも、『NVC』と『パーマカルチャー』は、もう「うちらが生きたい理想をやっちゃおうよ」「ガーデンがあれば、そこから必要な食べ物がきて、自分が家を建てたくて、その建てるために木材が必要で、その木を20年前に植えてあったら、もうそれでお金を使う必要ないよね」みたいなさ。
そしたらもう、資本主義からとりあえず自分は退ける。
で、そのベースから社会を変えられるじゃん。
「非暴力」もやっぱり結局、まぁ「Gandhi(ガンジー)」からきてる「非暴力」って言葉だけど、「結局、敵がいる限りは戦い続けないといけない」っていう。
で、「それに疲れてるじゃん」みたいなさ。
「戦争も同じじゃん」みたいな。
「平和のためにアメリカは戦争に行くっていつも言ってるけど、それをうちら活動家がやっちゃったら意味がないじゃん」みたいな。
変わんない。
結局、「戦いは戦い」みたいな。
だからどこかで、そこを超越したい気持ちは、みんなあると思うんだよ。
「これじゃないけど、でもこれしかないのかな」ってところで戦っちゃってるけど、
でも、もう「敵」っていうのは、やっぱりうちらの心にしかいないから、それに気づいて、そしてしっかりそこと向き合って。
「敵対しない意識」を育てると、そこから無敵な存在になれるし、無敵なムーブメントができて、やっぱりそれがうちらが本質的に色んな、うちらが変えようとしてる問題、戦争であったり、原発の問題だったり、化石燃料の問題だったり、やっぱりうちらの生き方が、ちゃんとそのメッセージになったり。
うちらが「敵」っていうコンセプトを超越して、なんかもう、みんな味方。
「ただ立場上みんな変なことをやらされてしまってて、でも変わることも可能」みたいなさ。
「ただその上手なお誘いを、まだもらってない」っていうそこのレベルにいけると、なんか希望を感じるよね。
で、そこにいけなかったら、結局もう何百年も人間がやってることを、うちらはまた繰り返すだけなんじゃないかって。
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