民主主義の歴史的転換点「ダイレクトデモクラシー」 (五つ星運動・リカルド議員との対談) | 三宅洋平 オフィシャルブログ「三宅日記」
2018年01月07日(日) 13時18分24秒

民主主義の歴史的転換点「ダイレクトデモクラシー」 (五つ星運動・リカルド議員との対談)

テーマ:ブログ

 

2018年1月5日発行の三宅洋平マガジン「感覚と科学」14号の一部を紹介。実際にはこの20倍くらいの量があります。

 

そもそも「代議士制度」「間接民主制」とは、投票権も識字率も数パーセントという時代に生まれた、過渡的なシステム。イタリア五つ星運動のリカルド議員はこう言います。

 

「今となっては、馬鹿げてると思わないかい?権力を、一部の他人(代議士)に全て預けるなんて。」

 

今号のテーマは、「間接民主制から直接民主制へのシフト」です。今、世界でダイレクトデモクラシーの波が起こりつつあります。

その最たる例が、イタリアで第二党の座にあって、次回総選挙で政権を狙う「五つ星運動」。五つ星運動の党三役は全員が30代で、その内の一人リカルド・フラカーロ下院議員との対談を、今回は肝いりで自分で翻訳・文字起こししました。

 

「環境を守る」「政治の腐敗をなくす」「スローライフ」「デジタルデモクラシー(党方針をネット投票で決議)」などを掲げ、ネットとリアル集会のキャンペーンを展開し続けて、これまでに地方選挙、首長選挙、国会において2000人以上の一般市民を当選させてきました。党方針をブレさせないために右派、左派の既存勢力と一切の連立を拒否しながら、現在、単独支持率はトップ(約30%)という状況です。

 

今回は、翻訳と文字起こし、そしてルポを全て一人で担当したので正月もヘッタクレもありませんでしたが、僕らには旧正月というものがあります。和暦旧正月は、今年は2月16日です。でもよく考えるとメルマガ発行日が5日と20日なので、結局、〆切に追われる旧正月になりそうです。

 

今号も力作となってます。初月無料なので、ぜひ試し読みしてみてください。(2ヶ月目から¥864/月)

 

「ちょっと今回のは、読んでおいてほしい」

という気持ちがリアルに強いです。つまらなかったら初月で解約してもらえれば大丈夫なんで。

 

▶︎今号のテーマはズバリ「五つ星運動」。イタリアで起こっている、選挙フェス?1万人の立候補プロジェクト?は、地方議会や市長選、そして国政ですでに2000人を超える当選者を出し、3月4日の総選挙でいよいよ、政権を取ろうという勢いです。

間接民主制から、直接民主制(ダイレクトデモクラシー)への移行って何だ?!

21世紀の政治の大きな転換点が、このキーワードに含まれているかもしれません。

 

(特集)五つ星運動リカルド・フラカーロ下院議員と三宅洋平の対談

登録はこちら(¥864-/月 初月無料)
http://www.mag2.com/m/0001679333.html

 

0.新年の挨拶
1.五つ星運動と直接民主制
2.民主主義の歴史的転換点「ダイレクトデモクラシー」
(五つ星運動・リカルド議員との対談)
3.三宅商店のイチオシ
4.談話室

……………………………………………………………

 

 

年末の12月28日、イタリアのマッタレラ大統領は議会を解散。中道左派・民主党のジェンティローニ内閣は3月4日の総選挙を決定した。

 

11月26、27日、東京で対談した際に五つ星運動の党三役リカルド・フラカーロ下院議員からも「総選挙は3月から5月の間になるだろう」とは聞いていた。

 

幸運にも、山田正彦元農林水産大臣の引き合わせで、36歳のリカルド議員と懇意になっていたからこそ、僕はこの21世紀の民主主義を変えるかもしれないイタリアでの機運を、いち早く感じ取ることができている。

 

・・・・中略・・・・

 

僕自身、
そこまでイタリアの五つ星運動に注目が追いついていた訳でもなく、むしろスペインのPODEMOSやバーニー・サンダースに関心があったし、

 

ただ、
2016年の夏、2度目の参院選の最中に、日々怒涛のように押し寄せる情報の渦の中で
「イタリア」
「五つ星」
「君と同じこと言ってるよ」
って言う声が、どこかで耳に入っていたのは覚えている。

 

そして昨年の9月頃だったか、山田正彦元農林水産大臣から連絡があり、

「イタリア五つ星運動の党三役を務めるリカルド下院議員が来日する事になった。対話集会など開くので、ぜひ知り合いの地方議員などに声がけ、周知をお願いしたい」
と協力を依頼されて、そこからネットで色々と情報を見るうちに「これは面白い」と。

 

確かに僕が選挙で言っていたような、民衆の政治への直接参加のビジョンを、10歩も20歩も先に進めて政党として組織化した
偉大なる素人集団が
ねじれ気味のイタリア議会で、第二党になっている現実がそこにあった。

 

その数ヶ月前に、欧州各地を訪れた山田正彦氏がリカルド議員と対談し、五つ星運動のあり方に感銘を受けて来日を要請。

 

それに応える形で、11月26日から28日にかけて
「日本どころかアジアの国が初めて」
と言う36歳のリカルド・フラカーロ議員は弾丸ツアーで東京へフライトしてきてくれた。

 

「ダイレクトデモクラシー(直接民主制)」
の概念と出会ったこのきっかけは、僕にとっても大きいというか、

 

自分が選挙で訴えていたことが一言でいうと「直接民主制」であることに気づかされた。

 

間接民主制から、直接民主制へ。

 

今、世界のデモクラシーに歴史的な転換点がやってきている。

 

・・・・中略・・・・

 

【洋平】
五つ星には130名の国会議員がいるんだよね、今。
彼らは、それ以前はどういう人たちだったの?

 

【リカルド】
あなたが想像できる全ての種類の人たちです。

農家、会社員、教師、弁護士、そして主婦に至るまで。

まさに、社会を代表するグループです。

(リカルド自身は、ピザ職人をやって学費を稼ぎ、大学の法学部を出てから、企業に勤めていた)

 

【洋平】
彼らはどのようにして、議員として活動する能力を身につけたの?
何か、育成プログラムのようなものがあるの?

 

【リカルド】
議会に入ってからは、専門家が来て毎日のようにレクチャーを受けているよ。

初めのうちは、大御所の政治家たちがすごいエキスパートみたいに見えたけれどすぐに彼らは何もできないってことがわかった。

ほんの少しの努力で、彼らを凌駕できるって、すぐにわかったのさ。

誰も、天才なんかじゃない。

普通の人たちが、ずっと彼らよりうまくできるのさ。

恐れることはない、実は簡単なことなんだ。

 

(三宅洋平マガジン『感覚と科学・14号』本文より一部抜粋)

 

 

(特集)五つ星運動リカルド・フラカーロ下院議員と三宅洋平の対談(全文はこっち)

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