大地再生の会の栗熊隊長に教わった、水脈の作り方を高富の商店事務所前の地面で実験。

 

湿ったり水が溜まったりしているところを天穴開けて抜いてやり、ガスや空気、そして水が土壌の中を通るようにします。

 

過度な湿気が土壌から抜けて菌や微生物の生態が変われば、何も生えない所にも草が生えて、その根からまた世界が作られるのではないかという期待を込めて。

 

古民家の場合、土壌の呼吸次第で耐久性が何十年、何百年と変わる場合もあるとか。

 

コンクリの排水溝やアスファルトの上を水平にしか移動しなくなった水や空気が、溝や穴を通じて縦方向にも脈を取り戻すことで、生え過ぎていた笹なども減るとのこと。

 

 

PRACTICE
実践あるのみ。

実験あるのみ。

 

 

玄関前。水が抜ける地層まで50−70センチほど掘ったところに木炭を敷き並べて水脈を確保する。その上に枝を敷いて、歩きやすく

 

 

 

一番奥は、樋からつたう雨水の溜まり場だったが、50センチほど抜いてやるとストンと水の落ちる地層が出てきた。穴と溝に木炭を敷いて、枝をかぶせる。周囲の土が、掘ってから2日ほどで湿気が抜けて乾いてきたのがわかる。

 

 

度重なる除草剤の使用、焚き火の炭、で表面がカチカチになって呼吸できなくなっている地面の、水たまりや湿って苔の生えたところを天穴開けたり、表面を削いで呼吸ができるようにする。さて、今後どのように周りの土の様子が変わるかを観察。

 

 

家の裏は特に湿っている。雪溶け水の溜まりになっている通路を、目印に軽く剥ぐ。これだけでも、周りの土から水が流れてきて、湿気が抜ける。

 

 

当然だが、穴を掘ると周りの水気が流れ込んできて、周りが乾く。

 

 

こういった溜まりを、U字溝掘ったり天穴開けたりすることで抜いていき、家の周りの湿気を解消していく。
水脈と呼吸を取りもどした土壌は、生態系も変わってくるはず。

 

 

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