【貊村物語(2) 資本主義の向こう側へ】株主、新月から満月までの2週間で1800人近く増加 | 三宅洋平 オフィシャルブログ「三宅日記」
2017年01月14日(土) 00時31分46秒

【貊村物語(2) 資本主義の向こう側へ】株主、新月から満月までの2週間で1800人近く増加

テーマ:貊村オリーブオイル

【呼びかけから2週間】

 

さて、噂の資本主義社会を変える(かもしれない)オリーブオイル「れなり」と1万人の会社「貊村(みゃくそん)」。

 

こちらのブログから1,000円株主の呼びかけをしてから2週間が経った。昨年の12月29日の新月の日にブログを公開し、1月12日の満月までの15日間で株主は1800人近く増えて、間もなく5000人に到達しようとしている。

 

約10万本(1本500ml)分、つまり50トンのタンクでの仕入れを1万人の株主で産地に約束することで価格を安定させるため、一人が年間に10本程度の購入で成り立つシステム。1人の消費者から1万人の株主になることで、生産者(農園の地主ではなく実労働者)にも消費者にも適正な価格を実現し、クオリティコントロールも労働環境の改善もできる。

 

つまり、あと5000人の株主が増えれば「貊村」は最初の軌道に乗ることになる。

 

今回お届けしているのは日本で一般的に人気のある早摘みのオイルではなく、熟した実を使ったまろやかなオイルだが、フレッシュなオリーブオイルの味に納得の声を多くもらっている。また、一部のオリーブオイル通たちからは、コンセプトへの共感と共に、より高いクオリティへの期待も寄せられている。(EARLY、LATEなどの収穫時期の表記は今後、ラベルに加える必要があると思っている。EARLY(緑の若い実)とLATE(赤や黒の熟した実)では風味も異なる。今流通している「れなり」はLATE。)

 

サラダなどに生で使うのも美味しいが、辛味・苦味ともにクセの少ないまろやかな風味なので加熱料理でも素材の味を邪魔しない。オリーブオイルを揚げ物の油にするというのは贅沢なようだが、一度の料理の中でなら4回5回と揚げ続けても味が劣化しないので、実は経済的だとも感じた。

 

何よりもさっぱりと、旨い。

素材の味を引き立てながら、油の存在はスッと後ろにいなくなったように匂いがなく、それでいてふわっとジューシーに揚がる。油の透明度が続くので、揚げ物があまり得意でない僕でも、いくらでも食べられてある意味、危険。

 

今年の正月は「れなり」を使った揚げ餅が新しい定番に

 

 

何度か揚げ物をした油も綺麗なので、〆に小さなサーターアンダギー(沖縄のドーナツ)を

 

油がいいと、アンダギーは格別

 

 

【「れなり」の品質について】

 

「れなり」は、浄土宗のお坊さんである啞樵(あしょう)さんが、食と人間の意識の相関性についての長年の研究において、欧州を拠点に旅する中で出会ったスペインのオリーブ産地から送られてくる。(アンダルシア地方にあるマリナレダ村と、プリエゴの農家組合(Almazaras de la Subbetica))

 

平地ではない山あいの畑は元来、農薬の大量散布が難しいので、有機農法に向いている

 

村の組合が「これからはオーガニックのニーズが高まる」ことを踏まえて以前から一部の作付けを有機農法にして搾油していたタンクがあったのだと言う。啞樵さんは貊村のオーダー量が増すことで、エリア全体の有機農業シェアを高められるとも考えている。これは就農者の健康のみならず、産地一帯の生態系にも益する。

 

2番抽出(化学的な抽出、精製)の本来は食用でないものと1番搾油を混ぜたりする偽物、が問題となっているが、現地で瓶詰めし「貊村」がダイレクトに届けることでエクストラバージン(1番搾り)の品質を保証している。

 

スペインの有機認証は取っているが、住職はわざわざ組合に「ラベルにそれは入れないでほしい」と通達して、今回の初回入荷分は輸入されている。

 

その理由は、以下の本人からのメールに書いてあるので、そのままを引用することにする。

 

 

「 認定証について

【れなり】は製造時に当然ながらEUのオーガニック認証をうけている。
しかし、組合には私が「ラベルは貼るな」と言った。
又、輸入の際「日本のJISマークを取得しておくと有利かもしれません」とも云われたが、それも断った。
なぜなら、スペインでは平地で作られたオイル(当然汚染されている)でも、平気でオーガニック認定証が貼られているし、JISマークについても、厚生省から検査官を顎足フラメンコ付きで招待して、認定を貰っている実態を知ったからだ。

私の本意は、人々(特に若者)がもういい加減に従来のシステムや権威に盲従することはやめて、「権威は自分にこそある」との気概を持って欲しいという願いです。

過去50年、各種の認定された食品や薬でどれほど多くの人々 が薬害や食害に苦しんだかを顧みれば、彼等の発行する認定の無意味は多言を要しないだろう。

私がことさらに無農薬や無化学肥料を表記しなかったのも、人々が表記されていない事に疑念を持って質問した時を好機として、「貊」マークの心意気を説明すれば良いと考えたからです。」

 

 

だが、一般的な認知を広める上でも、取っている認証はラベルに入れた方がいいし、もう少し詳しいことが書いてある方が良い、と言う風に提案させてもらった。

 

和尚の心意気には個人的には共感の至り。こういう人だから僕は信用できた。ただ、この件についての問い合わせに労を費やすスタッフは減った方がいいので、ラベルで説明できることは説明してしまった方が良いと思った。スペインの産地どころか、三宅商店や貊村の事務所で電話応対にかかりっきりの悲惨なスタッフが生まれてしまうのでは、そもそもの理念と食い違ってくる。みんなが知りたいことは、分かりやすくしておいた方がいい。

 

貊村は別に嘘をつく必要もない。棒で叩いて落として手で拾い集めて石臼挽きにしたような超贅沢品のオイルだとも言ってないし、遠心分離での搾油ではあるが収穫から18時間以内のオリーブを25度以下のコールドプレスにこだわり、酸化していない身体に良いオイルである。そういうことを、ただ詳らかにすればいい。

 

正月に岡山の三宅商店事務所まで挨拶に来てくれた啞樵さんは、こうした話を渋々と、しかしちゃんと理解して持ち帰った上で、いかにもクセのある彼らしい返答を送って来た。

 

 

「三宅商店とのコラボで、実際にはやはり認定証がベタベタ貼ってあった方が売れるという現実がある事を知り、ここは唖樵も我を折って次回の出荷にはラベルを貼ることにします。

しかしある段階に入ったら、株主全員に貊マークの精神(そもそも食材は無農薬無化学肥料こそ当たり前であって、化学物質の混入や遺伝子組み換えの異常品こそ、大きな認定マークをつけるべき)を伝え、既成権威の認定証を貼るべきかどうかを株主総会で問う事を提案します。」

 

 

 

1/3「貊村」考案者の啞樵さん、社長の後藤由美子さんが岡山事務所へ

 

 

【オリーブオイルについて一般的に多くの人が気にする点をふまえて】

 

オリーブオイルについて一般的に多くの人が気にする点

 

・有機かどうか

・エクストラバージンかどうか

・圧搾というのは「石臼」なのか「遠心分離」なのか

*化学精製でない圧搾にも、古来からの石臼挽きと、遠心分離がある。現代では80%以上が遠心分離とのこと。

・コールドプレス
(低温搾油かどうか=温度が高いと収量増えて味落ちる)

・品種は何か

・どんな産地で、生産者は誰なのか
(生産者の顔が見たいニーズ)

・収穫方法

・色

・新鮮さ

 

そこで、僕らとしては以下のことをはっきりさせながら説明していこうと思っている。

 

1)圧搾(25度以下のコールドプレス:遠心分離)であること

2)エクストラバージン(1番搾り)であること

3)オーガニック(無農薬・無化学肥料)であること

4)産地、生産者についての情報

5)収穫方法:機械式、バイブレーション・システム
(揺すって落としたものを手で採集)

6)収穫時期
(初期摘みは緑で香り高く、熟すると濃い黄色で味落ち着く)
EARLY HARVEST / LATE HARVEST などと分けて表記するブランドもある

7)品種

  例えば今回の入荷分については...

  ・70% オヒブランカ
  ・15% アルペキーノ
  ・15% ピクード

8)酸度:【酸度=0.21%】

 

 

 

【より高いクオリティを求めて】

 

産地と約束した5万トンのうち、半分はすでに瓶詰めされて株主の元へ送られているもので、これは2、3月の赤や黒の熟した実を使っている。

 

そして今まさに、啞樵さんは後半の仕入れのためにスペインの産地を訪れている。これは10、11月の早採れの緑色の実を使って、フレッシュな香りが売りとなる。日本でも人気の高いグリーンのオイル。

 

収穫された日のうちに搾られた新鮮なオイルは、タンクに蓄えられる。

 

 

収穫時期、場所などの違いでタンクによって味・香りが異なるので、これを試飲してどのタンクを買い付けるかを決定する。

 

 

 

そして先ほど、現地から最新情報がipad越しの短い文面で送られて来た。

 

 

「洋平、ハエンの山の中の小さな搾油所で
モノスゴ〜イ オイル見つけた!

到着日に試したオイルなんて、このオイルに比べたらカエルのションベンだ。

天の助けだ、次回のオイルはこれに決めた。

今日搾油所と話を詰めてくる。詳細は帰国したら話す。


瓶もラベルのデザインも変える。」

 

 

 

【ひきつづき】

 

貊村は、ただのオリーブ会社ではなく、株主の理解と善意をこそ最大の合理性に結びつけて、みんなで進んでいく会社だ。「お客さま」ではなく「株主」であって欲しいからこそ、レプリカのような1,000円株券を敢えて購入してもらっている。

 

今回の買い付けをスムーズに支払うためにも、お試しキャンペーンの1本買いで納得いただけた株主にはぜひ、箱単位の注文を入れて欲しい。初回入荷分を完パケしなきゃ、啞樵さんがハエンの山の中で見つけたという「モノスゴ〜イ オイル」とて倉庫にはやってこない。

 

また、身の周りの人々にこの貊村の物語を、機を見ては伝えて欲しい。

 

これは、オリーブオイルの話であって、オリーブオイルの話ではない。

 

資本主義の向こう側へ。

命を大切にする経済へ。 

 

そして経済のために、戦争や環境破壊が引き起こされない世界へ。

 

1万人の株主を超えた時に、オリーブオイル以外の品目への冒険が始まります。

 

 

(了)

 

 

貊村物語 (1)

【資本主義の向こう側へ】1万人の会社を作っています。「千円株主」募集中!

 

貊村物語 (3)

【資本主義の向こう側へ】オリーブ油で天ぷらの新鮮な驚き、株主は6000人に到達

 

1万人で創る、
高く買って安く売る、利益を出さない会社

貊村 -myakuson-

http://myakuson.co.jp

 

株主登録はこちらへ

 

*三宅商店も貊村スタッフとして活動しています。
会員登録に際しては「世話役氏名欄」「三宅洋平」と明記していただけると、貊村国内経費のうち1本につき300円を株主募集活動費として三宅商店で使うことができます。今後の告知活動の経費・人件費の足しになります。

 

*株券は千円、1人1枚まで。(転売不可)

 

はじめての方は、まず株主となることで、[れなり]を株主価格で購入することが出来ます。ネットショップ[貊村リンク]にて購入手続きしていただき株主登録完了となります。


『貊村』オフィシャルサイトにて会員登録のうえ、株券をご購入ください。
利用規約→会員登録→オリーブオイル購入

 

 

*輸送コストを最小限に抑えるため、株券+6本、12本の箱単位での注文に限定。

 

 

 

商品名 : 株券+[れなり(1本500ml)] ひと箱(6本)セット
原産地 : スペイン
価格 : 8,200円(税込)

 

商品名 : 株券+[れなり(1本500ml)]ふた箱(12本)セット
原産地 : スペイン
価格 : 15,400円(税込)

 

 

最新情報はこちらへ

http://myakuson.co.jp

 

 

オリーブオイル「れなり」について
(「れなり」は無農薬、圧搾法のオイルです)

http://myakuson.co.jp/info_renari/

・1本(500ml 深緑の遮光ガラス瓶)あたりのオリーブ品種のブレンド比率
70% オヒブランカ 、15% アルペキーノ、15% ピクード
リンコンと比べ、クセを押さえ口当たり良く、日本向けにブレンドされております。
【酸度=0.21%】

 

・[貊印として、人様の身体・意識を作る命を扱うにあたり最低限の当たり前の事として表記はしておりませんが、[れなり]はスペインの有機認定を受けたエキストラ・バージンオリーブオイルです。](貊村社是参照)

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