長くて短かった18日間の選挙期間が終わりました。
多くの仲間たちに支えられて、無事、走り抜くことができました。
まず、すべてのスタッフ、応援者、支持者の皆さまの懸命の動きに
心からの御礼を申し上げます。

6/14、公示の10日前という直前の立候補表明にも関わらず、
連日平均3回の街頭演説では最大2万人と、多くの聴衆に恵まれ、
地盤も組織もない中で257,036票を得ましたが、
残念ながら当選には至りませんでした。

改憲阻止に向けた野党共闘の水差し、票割れという批判もある中で
一貫して無党派層、無投票層の掘り起こしに徹底した選挙運動を展開し、
自民党の改憲草案の危険性について訴えを続け、
また戦争・軍需経済に引っ張られる土壌としての
経済格差を是正するための金融資産への累進課税案を
繰り返し主張してきました。

また、政治に対する忌諱(きい)感を取り除き、
これまで政治に対して一定の距離を保ってきた皆さんの
政治への歩み寄りを呼びかけた結果、
多くの有権者の皆さんが新たな政治的アクションを起こしてくれました。

当初は泡まつ候補としてマスコミにも扱われない状態から
ネット上での大きな話題を呼び最終的には6位圏内を争う一人としての
報道にも結びつきました。

ネットを通じての拡散が世界にも広がり、
ヴィヴィアン・ウエストウッドさん、
ボブ・マーリーのお孫さんであるドニーシャ・プレンダガストさんなどから
こころ強いエールを寄せていただいたことで
各国からの取材、報道も得ることができました。

Japan has a problem.

今、日本が置かれている危機を世界に伝える
足がかりとしていきたいです。

法定得票数を超える得票(供託金やチラシ・ハガキなどの公費負担分が返ってきます)、
そしてカルチャー層を中心とした無党派の新たな政治基盤を築けたことは
落選という結果ながらも、今後引き続いて改憲を阻止するための
ポジティブな要素として受け止めております。

また STOP!改憲78議席という大義においては、
77議席に押しとどめたという結果の中で最低限の貢献は
果たせたのではないかと思っています。

今回、
三宅洋平に投票できなかった全国の選挙区、および比例区で
初めての、あるいは久しぶりの投票行為に及んだ皆さんの力が
働いたことは間違いありません。

生活の党、青木愛さんの比例最後の1議席獲得、
山本太郎議員も応援に入った新潟選挙区、
森ゆうこさんの2000票差の接戦での当選などは
とりわけ嬉しいニュースでした。

そして、東京選挙区が改憲3:非改憲3のドローになったことの
意味は大きいと感じています。

僕はヒゲを剃らず、髪を切らずに「自分らしくあれる社会」を訴えましたが、
言い分に興味を持ったが「ヒゲ・長髪」には投票したくないというご意見の皆さまへは迷わず、民進(特に当確ライン上と目されていた小川さん)・共産、両党への投票を呼びかけてきました。事務所への問い合わせにも、そのように案内することを指示してきました。


ただし国会内の勢力バランスを見ると、
非改選(今回選挙がなかった)・護憲派の無所属候補を合わせると、
国会内の改憲勢力が 2/3を超えたことになりますので、
現状では圧倒的に改憲派に利する「国民投票」への道すじが
開けてしまったことには、引き続き大きな危機感を抱いています。

東京都知事選挙も、わずか3日後の 7/14から開幕します。


今日からは
付け焼き刃のドタバタ選挙の事務、会計的な処理と
後片付けに追われていますが、
体力と共にこれを整えて、早急な再出発を考えています。

政治を変えたい、
選挙の風土を変えたい、
これまで選挙の計算に入っていなかった自分たちの声、センスを
国会に届けたい、
そうした思いでうごめき始めた新しい政治層の仲間たちと共に

もはや一国の政治情勢だけでは解決できない、
地球単位の環境問題、そして戦争文明からの脱却という課題に、
全力で取り組んでいきたいと思っています。



全国からのカンパ、そしてボランティアの力により、
組織のない三宅洋平が全力の選挙運動を展開することができました。

また、余剰の政治資金により、次なるアクションへの移行も
スムーズに行える状況です。

選挙会計の透明化に務め、
引き続きの活動報告を明確にしながら、
さらなるご支援を賜りたく、お願い申し上げます。
(寄付総額のお知らせは、処理が終わり次第、近日中に行います)


ひとまず、みなさま本当にお疲れ様でした。

本当に、本当に、ありがとうございました。


Keep on moving.

Let's get unite.


これからも三宅の成長に、みなさまの成長に、思いを馳せて、希望を託して
いつの日かたどり着く平和な世界に向かって、一歩一歩、前に進んでいきましょう。

そして国際的な生命平和憲法の制定に向けて、
命ある限り決して止まることなく旅を続けようという思いを固くしています。


共に歩まれる仲間たちの、引き続きのお力添えを、
よろしくお願いします!




最後に、
常に僕らのトップランナーであり続け、
今回の選挙において心強い伴走を共にしてくれた
山本太郎参議院議員とそのスタッフたちに、
そして陰ながらの助言を送り続けてくれた先輩たちに、
言葉では言い尽くせない感謝の念を送りたいと思います。

山本太郎を一人にさせない、を合言葉に
国会の外から、最大の支援を行なっていく所存です。



多謝

I Refuse to be a part of the War Business.
(戦争経済の片棒を担ぐのはお断り)

It's Time to Act.


2016年7月11日
三宅洋平


三宅洋平政策アジェンダ


http://miyake-yohei.com