自分のディレクションがまったく働いていない、己の肖像が世に出回ることほど恐ろしいことはない上にそれが選挙というテンパりの中で撮られているものだというこの映画を告知することに関して私は積極的ではないのですが(笑)、しかし私は監督・杉岡太樹を応援しています。

はがき2


【映画『選挙フェス!』監督より】

今作を製作するに至ったきっかけは、前作『沈黙しない春』以来親交のあった三宅洋平氏本人から「選挙活動を映像で残して欲しい」と依頼されたことでした。しかし、彼の選挙陣営に費用を負担してもらって映画を製作するのは「表現の自由」を放棄することに繋がりかねないという理由で断り、その代案として「資金援助は一切受けずに、選挙に密着させて欲しい。どんなにカッコ悪くても、都合の悪いことでも、それが事実なら撮らせてもらいたい。」と逆オファーしました。

日本中を飛び回る選挙に完全密着して撮影、それを1年以上かけて編集する製作費はすべて自己負担となり、映画が完成した後も劇場公開するためにはたくさんのお金が必要です。しかし、政治的な目的やPRとは一線を画した作品として「選挙フェス」を扱うことは、この国の政治・文化をより広く、より深く考察する上で必要なアプローチだと信じ、インディペンデントの姿勢を貫いてきました。この映画は 三宅洋平や「選挙フェス」を美化する目的は一切なく、僕の目の前で起きたことを、ありのままに映し出すことを目指しました。

2015年3月現在、7月4日(土)から渋谷・ユーロスペースでの劇場公開が決定し、これを全国どこまで拡げられるか、という状況です。思いの行き届いたアクションを続け、ひとつでも多くの映画館で上映されるよう、みなさまのサポートを募りたいと思います。ココで集まる資金は、チラシやポスターといった印刷物、メディアに取り上げてもらうための試写会、予告編や特別映像などの映像作成など、 映画を広めるための配給・宣伝費として充当させて頂きたいと思っています。みなさまのご支援ひとつひとつが、全国での劇場公開につながっていきます。

三宅洋平を好きなヒトも嫌いなヒトも、「気になってたけどよくわからない」というヒトも。ひとりでも多くの方に本作をご鑑賞頂き、「この国の明日」を考えるきっかけを作りたい、という僕の意志に賛同して頂けるみなさまのご支援をお願い致します。

2015年3月 杉岡太樹

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選挙フェス!





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