行政の長によって「我が国の安全保障に著しい支障をもたらす恐れ」があると判断された場合は、国会への情報提供も拒むことができる。議院には行政を監督するための国政調査権が与えられているが、国会議員への情報提供を行政側が一方的に制限できてしまう秘密保護法は、いうなれば国会議員を丸裸の丸腰にしてしまう法律なのではないか。国権の最高機関たる国会を骨抜きにしてしまう法律なのではないか。それは国会を無力化させて軍部の暴走を許した戦前の国家治安維持法に匹敵する危険性をはらむのではないか。

本来ならば今、全国で突然の解散による衆院選に追われている国会議員や候補者たちは明日から施行のこの法律に対する大キャンペーンを打つべきだったが、選挙によってそのエネルギーを削がれてしまっている側面もある。

今夜、首都圏の学生たちから成る緊急行動、SASPL主催の官邸前デモが19時から行われる。
上着をゲットして、足を運ぼうと思う。

【日弁連のサイトから】
特定秘密保護法案と国会・国会議員に関するQ&A(2013年10月9日)(PDFファイル;474KB)
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/activity/data/secret/qa_secret-MP.pdf

こういう学生たちがいるってのは、希望だ。
SASPL - 特定秘密保護法に反対する学生有志の会
https://www.facebook.com/events/738796262881888/?pnref=story
SASPL