沖縄の冬は、
・「何となくしのげてしまう」微妙な気温(10度~20度)
・たえまなく吹く海風、気流の流れ
・日本一の日照の少なさ
が相まって、独特の冷え込みを感じさせる。

まきストーブをガンガンに焚いた北海道の室内では決して着ないパーカーを、
中途半端な沖縄の冬では室内着として常時着用していたり、
人によっては薄手のダウンを常用している人もいたりして、
沖縄に着た当座は笑ったものだが、
三日も居るともうその独特の「寒さ」を体感し始める自分がいた。


調理と暖房には、主に備長炭や九州の木炭を使って今冬を過ごしている。
(着火はロケットストーブを使用)
遠赤外線を発する火鉢は、身体も心も暖まるし、
お湯を沸かしても湯の味が「まろやか」だし「冷めにくい」ので驚く。
玄米を炊く際にも、
圧力鍋でゴーーーと炊くより、火鉢に置いた釜で沸騰してから25分ほど
ゆっくりと炊き上げたほうが明らかに美味しい。




快適炭ライフのために、
やちむん(沖縄の焼き物)の火鉢がないかと探していたら、
「手仕事フォーラム」というサイトに掲載されていた6年ほど前の記事で、
ある焼き物の写真に見入ってしまった。


読谷にあるやちむん工房の山田真萬(しんまん)という方の作品らしい。
読谷は、窯元が集まるやちむんの里がある事で有名だ。

さらに同じ記事で紹介されていた「角甕(かくがめ)」
(これは弟子のどなたかの作品のようです)
!!


やはり、やちむんの火鉢をさがし当てる事にしよう。
と決めた。

那覇の「やちむん通り」「壺屋横町」と、読谷の工房を尋ねてみる事にします。
まだ沖縄に来てシーサーをちゃんと祀っていないので、
この機会にシーサーも探してみる事にしよう。


三宅商店としては炭焼きの技術も、仕入れたい。