世田谷区の弦巻のホットスポットのはなし出ましたね。
周辺では以前から、園児や小学生の、さまざまな症状が出ていたようです。

とうとう、現実が報道されるようになって少しは良かったです。こうした科学的な「証拠」「数値」がないと納得しない人たちも、これで目を覚ましてくれると良いな。


僕には前妻との子(6歳女)が東京に居て渋谷の小学校に通っています。一時避難で3/13より東京を連れ出し、共に沖縄に避難しましたが、4/6に入学式があるという理由で戻りました。個人的には反対でしたが、説得できませんでした。それでも、あと数ヶ月以内に四国、中国以西or海外へ出られればまだ、大丈夫だと信じています。ひとまず、冬休みだけでも沖縄へ「細胞の復活期間」を過ごしにこられたら、と誘っている最中です。なんとかしなくてはならない問題です。
(*ただし、内部被曝に「しきい値」も「許容量」も無い、というのが僕の考え方です。「0」以外は「被曝」であり、どんなに微細な放射性核種であっても、例えばストロンチウムのように骨に入れば「距離0」からの被曝を続けます(半減期29年)。これによってごく一部の細胞が癌化するだけでも、それは全身に広がっていくものだと思っています。東京でも、車のフィルターから相当量の放射性物質が検出されているようです。ということは、それを人間が吸っていないわけがないのです。マクロビオティックやローフードを取り入れて、排出力と天然の生命力を維持するという対応は、癌すら治すチカラを持っている事は確かですが、まずは!「被曝しないこと」が大切です。)

これまで、沢山の判断の中には「致し方ない事情」や「情報の不足」、そして真実の隠蔽を目的に、意図的に流布された「誤った情報」が緻密に織り交ぜられていて、なんとも云えなかったり、なんとも仕様がない状況が続いていました。時には「真実を伝えること」が混乱を生み出したり、誰かを傷つけることにつながり、とても難しい側面がありました。

ライブでも、正直「このエリアで何を云ったら良いか。。。」深刻に悩むことの連続でした。そのことで自分が氣を病むような思いをしたことも多々あります。

が、原発事故前からある程度ただしい情報を得ていたので、これまで起きていること(汚染状況、政府の対応、企業の対応、社会の反応、今後の世界動向)は、殆ど僕の予想通りでした。

全然、えらそうな意味じゃなくて、ただ僕の「直感」と「知識」がイメージした通りの7ヶ月後になっていること自体には、自分としては如何なる計測器よりも信頼をもっています。己の「ガッツフィーリング(心理学で使う用語。内臓感覚とでもいいますか、腹からグッとくる感覚です)」を信じること、数万世代を生きながらえて来た遺伝子レベルでの感覚を信じる事こそが、「実証的な科学」の実践だと思います。勿論、感覚や知覚が多くの「嘘」をつくことも前提、念頭に置いての話です。(理系教育を受けた方々とは、言葉の使いかた、概念が異なるとは思いますが)

10日で収束したチェルノブイリよりも20倍近い長期間(7ヶ月経った本日の時点で。そしてなお、収束はしていない)に渡って垂れ流し続けているものが、気流や水脈といった大自然のエネルギーの流れと、人為的な物流にのって地球上に拡散しつつあります。放射性核種の影響は、3代~7代あとまでドンドン顕われてくることも分かっています。そして、30種以上とも云われている放出核種のうち「身体にどう取り込まれるか」が医学的に解明されているものすら、ごく一部です(今さかんに云われているヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムなどがそうです)。これら以外については、身体にどう取り込まれるのか、どの内臓に溜まるのか、骨に溜まるのか、そしてどういう影響を及ぼすのか、すら解っていません。

改めて、トンでもないことが進行しています。

改めて、自分は自分に解っていること、感じられていることを基準に「なるべく放射能から距離をとること」を訴えていこうと思います。かといって、「動かない」人を否定する気もないし、その理由が千差万別あるのも知っています。けれど「動きたいが動けない」人なのなら、全地球的なサポートを巻き起こして「動ける」ようにしていくべきなのだと思います。

判断は人それぞれで、すべての判断は尊重されるべきです。その上で、ひらかれた議論が必要です。

今、沖縄では「世界のうちなーんちゅ大会」が、盛大に開催されています。これは、世界各地へ移民した沖縄系移民の2世、3世、4世たちが、彼の地で守り続けて行った民族の伝統(エイサー、カチャーシーなどの芸能)と、移民先であらたに身につけた地元の伝統(サンバ、ハワイアン、ラテン音楽など)を、祖国・沖縄で披露するという非常に意味の深いものです。

「我々は沖縄を棄てたのではない。こうして世代を乗り越えて、還ってくるために行ったのだ」
そうした先祖の思いを、果たしたい、示したい、という思いも2世以降の人達には強いようです。

喰うや喰わざるやで、政府の思惑も絡んだ政策の名の下に、故郷を離れて遠い異国の地へ出向かざるを得なかった多くの移民の歴史が、日本各地にあります。今、福島を中心とした東日本の人達に思いを馳せるとき、この世界のうちなーんちゅ大会は、ひとつの大切なメッセージとなるのではないでしょうか。

「故郷を守るためにこそ、いつか故郷を取り戻すためにこそ、今は己の遺伝子を守る」ことが、求められているのではないでしょうか。




放射能被害について、当初より現実的な警鐘を鳴らし続けている、木下黄太さんのブログより

「ウクライナのキエフを上回る数字が、この世田谷の高級住宅地にある現実もいい加減に認識してください。時間がありません、なんでこれでわからないのか。僕には、わからないあなたが理解できない。」

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/5b0bf1854c54fea6e4a833235f37df72