移動中の車の中で、
ADSLも光も通らない沖縄北部の田舎暮らしに不可欠なWIFI君が大活躍している。
お陰さまでこのブログがアップできるわけです。
昨日の素晴らしい福岡ライブで3週間の旅が始まりました。
今さっき、僕の血のルーツカントリー岡山・倉敷らへんを通過して
(満月と同じくらい、ここら辺を通る時は血が引っ張られてぞくぞくする)
兵庫へ向かっています。
車内では、先日録ったばかりの(仮)ALBATRUS第一回沖縄レコーディングの産物をヘビーローテーション。
5曲の珠玉のセッションは、もはや素材で勝負ありの素晴らしいシロもの。
これを何て云う音楽として呼ぶのかは、みんなが決めてくれ。って感じ。
11月に予定している第二回沖縄レコーディングで、作品は完成をみることになる。
発売は来年の2月にしたいな、と思って居ます。
僕が初めてのレコーディング物をリリースした日から丁度10年の節目だからです。
(2002 2/26 maxi-sinle Dogggystyle『犬式』)
これから10日ほど西日本、四国をへ巡って九州へ再上陸します。
9/2-4に開催される九州最大の音楽フェス、SUNSET LIVE 2011に出演するために
来日するRESA SALLEH(マレーシア)と、大分・別府(9/7)、長崎・諫早(9/9)、北九州・小倉(9/11)の三箇所でギグを共にする。
レザは、確か僕より一つか二つ若かったから31歳だったと思う。
マレーシアを代表するシンガーソングライターPETE TEOとの東京ライブからの縁で、
僕が発展著しいKUALA LUMPURでライブをしたのが震災後の4月。
マレー系、インド系、中国系の入り交じる他民族国家では、
音楽もソレゾレの民族性が伸び伸びと同在し、
そこへインターナショナルな音楽チャンネルの影響もあり、
英国の植民地支配を受けた歴史から国民の多くは英語を公用語として使い、
故にインターナショナルでオリジナルな音楽シーンの形成が
まさに現在進行形で進んでいる。
PETEが集めた2人の若いシンガーソングライターに、レザが含まれていた。
4人のアコースティックショーを2晩4セット、KLのレストランで行い、
それは音楽の根源的な素晴らしさがもたらすキラキラとした輝きに包まれた週末だった。
言葉を越えて唄で交信する僕らに、聴衆は本当に感動してくれたし、
大好評で連日のダブルアンコールだったくらいだ。
僕らは、一回のリハーサルと、4回のショーの間にお互いを認め合い、刺激し合える友を見つけた喜びに浸った。
レザは、スティービーのような甘さと、独特の太さを合わせ持つ声を持ち、
そして確かなスキルでアコースティックギターを操り、グルーブを生み出す事が出来る。
ソウルフルで、ブルージーだ。
アーバンだが、トライバルでもある。
日常的な恋の唄なんかも多いんだが、その声で唄うと何か深い別の意味のものに聴こえて来たりする。
なんかそこが、ジャズでもある。
声の魔法を知っているシンガーだ。
KLで、バンドやソングライターのイベントも精力的に主催していて、
そういう動き方が、僕のやってきたことにも似ている。
シーンをつくるアーティスト。
遠く離れたマレーシアから震災後の日本へのチャリティーイベントも、5月に早々に開催していた。
本当にナイスガイで、最高のインディペンデントなミュージシャンです。
PETE TEOも常々、云っている。
「アジアの民衆は、もっと近づくべきだ。もっとひとつになれる。」
「アジアの音楽家が、もっと交流するべきだ」
PETEと出逢い、RESAと出逢う切っ掛けになった昨年の
ARTISTIC FRONT LINE ASIA(東京・恵比寿 TIME OUT CAFE)
のタイトルをそのまま使わせもらって、第二回の開催です。
TIMEOUTの皆さん、有り難うございます。
早くみんなに紹介したいな。
わくわくしています。
SUNSETヘ行く方は、是非レザのライブをチェックしてみて下さい!
↓
ライブスケジュール