リアルな雪祭りの雪のステージで開催されるあり得ない冬の野外フェスである『豪雪ジャム2011』に呼ばれたので、バンドにMOUNTAIN MOCHA KILIMANJAROを誘ったらあっさりOKだったので、MKY×MMKでの出演となったのです。これは愉しみです。モニターの位置よりも、ストーブの位置が演奏の明暗を分けます。

豪雪ジャム2011




青年たちは、今日で最後のハンストを終えたようです。
11日間の身体をはったアピール、お疲れさまでした。

突然やり始めるものだから、驚きましたが
そして僕自身、ハンストというものが何なのか考えさせられましたが
結局、僕そのものが、彼らのテンションに影響されて、
意識の中の祝島の問題が、生活の中で再燃したので、
個人的には、やはりそれは充分なアピールでありました。

マスメディアが大々的にとりあげたわけではないが、twitter上ではそれなりに賛否両論を巻き起こしていました。この賛否両論の公開議論的な、ツイートのやり取りを通して多くの人が「反対派現実主義」「反対派過激主義」「反対派科学主義」「推進派土建主義」「推進派科学主義」「反反対派」などの多くの立場と、それぞれの特有の性格に触れられたと思います。当事者、が一番正しいことを言います。1次情報を見極めることが大切です。

県庁の職員さんたちには、何かしらの感情を巻き起こせたのではないでしょうか。
悪気もなく、真面目に仕事をしているだけの職員や、電力会社の社員たちには、祝島の阻止活動のことなど一切知らされていない方も多いようです。

だから、職場の門の前でハンストする若者たちを目の当たりにした人の中で、ネットなどを通じて個人的にDIGり始めた人も多いと思います。「こんなことをする此の子たちの動機は何処からやってくるのか?」

その先に、現実があります。それをどう捉えるかは、その人に委ねられます。
僕は人間を信じます。


こうしたアピールが全国的にどかー、と伝わるかどうかで判断するのは「テレビ時代」の感覚ではないでしょうか。
ローカルの、草の根の、一人一人の感情にきちんと訴えかけることで、よりダイレクトに地域を変えられるシンプルな手段もたくさんあり、これからはむしろそうした活動を一般的に多くの人が行うことが大きな力になるのだと思います。


ハンストっ子たちのブログ