1月末。

 

インド古典舞踊「カタックダンス」舞踊祭@ニューデリーの季節になりました。

 

私がインド国立舞踊学校「カタック・ケンドラ」に(正式に)在籍していた96~98年は、インド人間国宝パンディト・ビルジュー・マハーラージ先生(故人)の誕生日(2月4日)に合わせて毎年、カタックダンスの舞踊祭が開催されていました。

 

インド国内から著名なカタックダンスの舞踊家達が選出され、ニューデリーの芸術地区マンディ・ハウスにあるカマニ大劇場に一堂に集まり、開催されます。最終日の2月4日(千秋楽?)は、マハーラージ先生のソロ公演。その日はデリー中の全てのアート愛好者が集まり、生徒達も見入ったものです。

若き日の先生💕

 

99年にマハーラージ先生がケンドラを離れてKalashramを創立されたことから、

 

「カタック舞踊祭」は

 

2月4日付近のKalashram主催のVasantotsava(春のカタック舞踊祭)

 

3月中旬に開催されるカタックケンドラ主催のKathak Mahotsav(カタック舞踊祭)

 

と2つに分かれて現在まで続いています。

 

カタック・ファンとしては年に2回、カタック舞踊祭があるのでとても嬉しい💖

 

2004年のVasantotsav

 

数年前まではこれらの舞踊祭は現地にいかないと鑑賞できなかったものでしたが(日程も数日前に知らされますし…)、コロナ後よりカタックケンドラ主催の舞踊祭や、州政府主催の有名なフェスティバルがオンラインにて鑑賞できるようになりました。

 

カタック舞踊祭(カタックケンドラ主催/2022)の映像を見る

↑多くのダンサーがソロで踊られています。

 

カジュラホフェスティバル(インド政府主催/2022)の映像を見る

↑Kalashramによるオープニング演舞が美しいです。

 

2023年は多忙にしており、カジュラホフェスティバルのみチェックいたしました。

カジュラホフェスティバルのカタック群舞を見る

↑プネーのSathe先生グループが美しいです。

 

本年は1月29日からカタックケンドラ主催のカタック舞踊祭が昨日から開催され、そして2月3,4日にはKalashram主催の春のカタック舞踊祭が開催されます。

 

ザキールさまがタブラを叩かれるらしい(≧▽≦)

 

Vasantotsavaは、朝から晩までカタック漬けになれるリッチで素敵なプログラムのようです。

 

それにしても、カタック・ケンドラ&Kalashramのプログラムがこんなに近接した日程になるとは!

Kalashramのプログラム日程はかなり前より知っていましたが、Kathak kendraのプログラムが1月に移動したのは寝耳に水でした。

 

来年こそはこの時期に渡印したいですね!

 

迫力のカタックダンスを生で観たいものです。