ブログの更新頻度を上げるため、オススメのマンガをネタバレせずにオススメしてみるコーナーです。

今回は…

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昭和元禄落語心中  1~7巻 以下続刊

8月に8巻が出るので、もう楽しみで楽しみで。

この作品、テレビアニメ化も発表されていますので今、追いついて欲しい作品です。

雲田はるこさんの作品は、短編集の「野ばら」しか読んだことがなかったのですが…


ぐいぐい引き込まれます。


お察しの通り、落語のお話。

昭和のね。


[満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎。娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。昭和最後の大名人・八雲がムショで演った「死神」が忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。
弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに…!?
昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!]


と、一巻裏表紙より抜粋させていただきましたが。


7巻まで出ている今、与太郎放浪篇、八雲と助六篇、助六再び篇と3部になっています。


ネタバレしない。

けどこれだけ…


ししょーーーーー!!

ってなります。



与太郎との出会いから師匠の過去とか。そして与太郎の成長とか。


静かに流れていく物語の中に、胸がチリチリするような…

切ない?

なんだろう…

いつの間にか、歯をくいしばりながら読み耽ってしまうような。


この感情を表現する言葉が見つからず。

こんな時、噺家さんならば上手く伝えられるのかもしれない。


私はこの作品を読むまで、落語素人でした。

いや、今もですが。

寄席では一度しか見たことがなかったし…

けど、この作品を読むと、落語に興味が湧いてくるんです。


マンガからかよ!と落語ファンの方には怒られてしまうかもしれませんが…

落語女子が増えてきている昨今、こんな入り方でもいいかな?なんて思ってみたり。


とにかく昭和のお話、そして落語のお話なので、登場人物の喋り方がまたいいんです。

真似したくなっちゃう。




イチ表現者としてね。
筋書きは同じでも、演り手が変われば表現は変わる。


真似ごとしたって向上なんてできない。

私の芝居ってなんだろう…

そんな気持ちにさせてくれます。


っと、これは個人的な感想ですね。




登場人物もストーリーも、魅入られますよ。


昭和元禄落語心中

是非。



ばーいび~