←『子宮内膜症の手術をしました②〜診断と油断〜

 

 

突然の激痛が起こるまで

「特に症状はなかった」

と、前回の記事にも書きました、が。

 

先生に

「なんでこんなに下腹部だけでなく胸の辺りまで痛かったんでしょうか」

と聞いたところ…

 

 

「片方の卵巣が少し破れて、チョコレート嚢胞が体内に若干出てしまっているせいで、卵巣や卵管、腸などが癒着しているのが原因ですね」

 

 

癒着…!!

臓器と臓器がくっついているんですか…私の中身は…

だから内臓全てがかき混ぜられて引っ張られているような

今まで経験したことのない痛みだったのか。。

 

……

………

…………ん?

 

 

あれ、、、

そういえば……

 

激痛の2ヶ月前から、

生理のたびにいつもの生理痛だけでなく

猛烈な胃と腸の痛みや不快感を感じていたような…

 

そうなんです。

実は、感じていたんです、異変を。

ただ、

・その痛みは1日ほどで落ち着いたこと

・生理痛が毎月あったこと

・胃痛も頻繁に起こる体質だったこと

から

両方が重なってしまっただけだと思い込み、

気に留めることもしなかったのです。

 

 

あれ、、、

再びのそういえば……

 

腰痛排便痛がひどくて悩んでいたけれど…

それも子宮内膜症の癒着のせいだったのか!!!!

 

今までの身体の不調の点と点が

全て1本の線に繋がった瞬間でした。

 

 

 

「自分の身体の声にちゃんと気づいていれば」

「小さな異変をそのままにしなければ」

「早めに医師に相談していれば」

 

こういった言葉、よく闘病記事などで見ます。

まさにその通り、私もその時 心から後悔しました。

 

 

 

でも。

 

 

 

人間ってなかなか学ばないものでして。

私はあまりしっかりした性格ではなく、

のんびりして後回しにしてギリギリにならないと行動しない

夏休みの宿題は8月29日から手を付けるタイプ。

 

 

この時、先生から

「外科的治療をするほどの大きさではないので、しばらく様子を見ましょう」

と言われ、

呑気な私はあんな強烈な痛みを経験したにも関わらず、

様子見でいいんだ!と、バカみたいな楽観的思考にあっという間に戻ってしまいました。

 

 

なんとそれから約1年

「今後も生理や排卵時に同じようなひどい痛みが起こることもある」

というかなり大きな心配事も特に起こらずに済んでいた私は。

 

子宮内膜症であるという事実を重く考えなくなっていたのです。。。

あんなにしんどい思いをして、後悔もしたのに、です。

 

 

 

しかし…いよいよ医師から『手術』という言葉が…!

 

子宮内膜症の手術をしました④〜手術の不安とコロナ〜』へ続く→

 

 

入院時に持って行ってよかったものの一つ。

大きめのコップ(と蓋)。

廊下まで自分でお茶を取りに行くのが術後はかなりきつかったので、

大きいコップにたっぷり持って来られて便利でしたOK

これはUSJのハリーポッター"バタービール"コップ乙女のトキメキ