水の日・人の心と水・信仰の中の水 | 覚醒のひかり

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縄文時代にゆるゆる瞑想をしていた、シャンタンこと宮井陸郎(1940.3.13-2022.3.17)のブログ
【地球は国境のない、一つのうつくしい平和な星です】
【いまここをトータルに生きる】
いろんな人の言の葉を、分かち合いたいと思いまあああああああす!
(貫井笑店)


 

 

 

水くみをするのに

 

 

一体どのくらいの時間がかかるのだろうか

 

 

女性や子どもが多いな

 

 

本当に大変だなと

 

 

素朴な感想を抱いたことを記憶しております

 

 

 

徳仁天皇陛下






 

 

 

1987年3月、天皇陛下は皇太子時代、英国から帰ってきて最初の訪問先として、ネパール・インド・ブータンを15日間にわたって訪問されました。

 

 

 

この訪問が天皇陛下が環境問題に関心を持たれる原点となりました。

 

 

 

陛下は、ネパールを訪問中の3月13日、ポカラ近郊からサランコットの丘への3時間半のトレッキングをなさいました。

 

 

 

シヴァ神の聖なる山、マチャプチャレ(6993m)の絶景が臨める人気の場所です。






 

 

 

この時、丘の近くの水くみ場に集まる女性や子どもたちの姿が目にとまりカメラのシャッターを切りました。

 

 

 

人々はちょろちょろとしか出ない水を大きな瓶にためてそれを背負って家に戻るようです。

 

 

 

陛下は後に水の問題の国際会議でこの写真を示しながら、

 

 

 

「水くみをするのに、一体どのくらいの時間がかかるのだろうか、女性や子どもが多いな、本当に大変だなと素朴な感想を抱いたことを記憶しております」

 

 

 

とおっしゃいました。

 

 

 

この時の問題意識がその後の水問題への取り組みにつながっています。

 

 

 




以上、↑↑↑日テレニュースを参考にしました。

 





 


8月1日は「水の日」。

 

 

この時期の水の使用量が多いことから、8月1日を水の日、この日から1週間を水の週間と国で定められています。

 

 

 

一方、

 

 

3月22日は、「世界水の日(World Water Day)」です。

 

 

以下ユニセフホームページより引用

 

 

「世界水の日(World Water Day)」は、淡水の保全と持続可能な淡水資源管理の促進への人々の意識を啓発し、各国の行動につなげるため、1992年12月の国連総会で制定されました。

 

 

以降、世界中で毎年3月22日やその前後に、さまざまな催しやキャンペーンなどが行われています。

 

 



 

引用以上

 

 

 

2022年4月23日

 



天皇陛下記念講演

 

「人の心と水ー信仰の中の水に触れるー」

 


第4回アジア・太平洋水サミット

熊本市開催

 




 

 

人の水と信仰の歴史ついて大変わかりやすく説明なさっていてとても勉強になります。




以下、講演より一部引用




世界の文明・文化を眺めると、水は人々の生活を支えるだけでなく、人と自然の関係や人々の自然観・世界観にも大きな影響を及ぼしてきました。




日々の水への感謝や畏(おそ)れが、やがては、水を心の清めや祈りの対象へと変化させ、水を通じた信仰へとつながっていった事例も、日本や世界各地で見られます。



一部引用以上

 

 

先ほどご紹介した、天皇陛下が水問題に関心を持たれるきっかけとなったネパールの女性や子どもたちの水くみの光景を写した写真も紹介されています。

 

 



 

 

 

以下、天河大辨財天社(天河神社)ホームページより引用

 

 

御講演の中で平成2年皇太子殿下弥山行啓の時に撮影あそばされましたお写真を畏くもご紹介賜わり弥山を源流とする信仰と人々との繋がりを丁寧にわかりやすくお話賜れました。

 

 



 

 

 

引用以上

 

 

 

昔、日本でも水くみは大変な仕事でした。

 

 

 

おはようございます。

 

 

貫井み亭です。

 

 

 

の亭(夫)の今年89歳になる祖母は若い頃、うどん屋さんで奉公をしていました。

 

 

 

うどん屋さんは毎日たくさんの水を使います。

 

 

 

水くみ場に水をくみに行き、天秤棒でかついで、お店まで何往復も運ぶのが祖母の毎日の仕事でした。

 

 

 

「重たくて大変だったよ〜。水桶を足に落として怪我しちゃったこともあるんだよ〜。あの時は痛かったなぁ、、、」と当時のことを話してくれました。

 

 

 

祖母の話を聞いて、蛇口をひねれば当たり前のようにお水が出るということは、ものすごくありがたいことなんだなぁと思いました。

 

 

 

天皇陛下の講演の中で、水と蛇と龍の関連が出てきます。

 

 

 

水道の蛇口(じゃぐち)という表現に神秘を感じました。

 

 

 

当たり前の生活のあちらこちらに神秘があるものですね。

 

 

 

人の心と水

 

 

心ひとつで目の前の出来事の受け止め方は変わるものだなあと実感しました。

 

 

 


↓↓↓



シャンタンさんとマチャプチャレの話を書きました。

 


 

天皇陛下がマチャプチャレの絶景スポットへのトレッキングをなさった3月13日はシャンタンさんの誕生日。




の亭の祖母の誕生日は天皇陛下と一緒の2月23日なんですヨ。

 



シンクロですねぇ〜。

 


 

本日もお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

貫井(み)投稿