自由は責任を意味する。だから、たいていの人間は自由を恐れる。
バーナード・ショウ
7月4日、今日はアメリカ独立記念日です。
シャンタンさんが生前、最後に行った国はアメリカでした。
2018年7、8月、ニューヨーク、ロサンゼルスなどでゆるゆる瞑想のワークショップを開催しました。
「僕はやりたくないことはやらないと決めて生きて来た」とおっしゃっていたシャンタンさん。
常に自由であることを大事にしていました。
いつも覚醒のひかりブログをお読みくださって、誠にありがとうございます。
貫井笑店み亭と申します。
シャンタンさんの祈り、瞑想会やSNSやアート等の活動を夫と共に数年サポートさせていただき、お亡くなりになってから、ブログを引き続き運営しております。
シャンタンさんから伺ったこと、これまで書けずにいたことなど、少しずつアップさせていただこうと準備をしています。
お読みいただけますと幸いです。
さて、わたしは、今年の建国記念日あたりから、世界各国の国歌に意識が向き、注目するようになりました。
それぞれが素晴らしいメロディで、詩とともに、各国の成り立ち、住んでいる方々、国に対する想いなどが浮かんできて、胸にジーンと響く感覚があります。
また、国が出来るまでに起きた争い、国を追われた方々、動植物も浮かんできます。
そんな中、昨日、はじめて、アメリカ国歌の日本語訳を読み、
アメリカがイギリスから独立を果たすまでに大勢の血が流されたことなどの風景が伝わってきました。
第二次世界大戦の最中、シャンタンさんは満州にいました。
終戦を迎えて、日本は憲法を守り戦争はしていませんが、アメリカは『正義のため』戦争に参加したり応援したりが続いていますね。
(日本も経済や物資面から協力と応援をしていることによって、戦争に参加しているという見方がされることも増えてきている昨今ですね)
2015年11月7日、シャンタンさんのワークショップに参加しました。
これが、初めてシャンタンさんとお会いした日です。
ワークショップは、ゆるゆる瞑想と宇宙銀行をひらく、というテーマでした。
『今日はアメリカ・西欧諸国ら石油文明の焦りのエネルギーが集まっているんだよ』
といわれ、ぽかーんとなりました。
その後、シャンタンさんと親しくなり、各地へ祈りのフィールドワークをご一緒していると、その道中、色々な方からシャンタンさんに電話が入ります。
おどろおどろしい声色で、「石油文明は終焉する」と伝えてくる方。
その方は、その方の真実を体験されていて、ありのままにその世界観でシャンタンさんに伝えられています。
電話を受けるシャンタンさんも真剣に受け止めています。
「アメリカにいきなさい」
「アメリカの終焉を見てきなさい」
「アメリカに代表される石油文明の終焉を見届けなさい」
というメッセージを受け取っていました。
そんな中、イギリス・アメリカからシャンタンさんの映像作品の上映オファーありました。
1968年に制作された
『時代精神の現象学』が
2016年1月
イギリス テートモダン
2017年2月
アメリカ シカゴ美術館
にて上映されました。
2018年2月には恵比寿映像祭で同作品が上映されたのでご存じの方もいらっしゃることと思います。
1960年代の新宿駅界隈の映像に合わせ、シャンタンさんやダンサーが影絵で舞いました。
アメリカでの上映を終えて日本に帰ってきたシャンタンさんがおっしゃいました。
「アメリカには日本人より日本の1960年代のことに詳しい人がいるのねぇ」
「熱心に質問してきて、こんなことまで知っているのかと驚いたよ〜」
熱狂的に受け入れてくれ、熱心に質問をしてきたアメリカの観客の反応にとても嬉しそうでした。
ここで心に引っ掛かるのが、2015年にシャンタンさんに寄せられたチャネラーさんからのメッセージです。
「アメリカにいきなさい」
「アメリカの終焉を見てきなさい」
「アメリカに代表される石油文明の終焉を見届けなさい」
石油文明の終わりを見に行ったはずが、シャンタンさんが輝いていた時代を熱心に研究しているアメリカ人とハートフルなやりとりをして帰って来たのです。
わたしは、
ただ見ているだけじゃなくて
まだまだ出来ることがあるのに
あきらめちゃいけないよ!
といわれている気がしました。
人と人とのつながり
人と人との
あたたかいやりとりから
生まれてくる
可能性に心を開く
地球の一部である
わたしたち人間には
地球のために
やらなければ
ならないことがある
そういわれている気がするのです。
このブログを書くために調べていたら、イギリスのテートモダンは巨大発電所だったところに建てられたと知りました。
数日前から、ガイア理論を提唱したラブロック博士の名前が頭から離れなくなって、インタビュー動画を見ながらせっせとメモを取りました。
『地球は温暖化していない』とおっしゃる方もおられますが、昨今の暑さや雨の降り方、災害の規模を見るにつけ、仮に温暖化していないとしても、対策の必要性をひしひしと感じます。
いずれにしても、環境問題は喫緊の課題であって、環境破壊をしている影響は必ず出ます。
国や大企業に任せておけばいい!と生活スタイルも何も見直さず、消費を続けるばかりでいいんだろうかとも思います。
人間が自然をコントロールしようとするなんておこがましいのかも知れないですが、知性を持った生き物としての役割を果たすことも大事なのではないでしょうか。
縄文時代の地形図を見ると今より海が広いです。
わたしの実家の近くにも貝塚があります。
そんな過去のように、
海面が上昇して陸地が減ってしまう未来だってあるかも知れません。
『悟った人は災害に遭わない』という話をいろいろな方面から見聞きすることがあります。
例えば、その人は雨に降られない、災害や事件に出くわさない、などです。
確かに、助かったり救われたりすることはあるかもしれません。
しかしながら、平常心や静けさ、ということがキモなのだろうと思っています。
いい、悪いの二元を越えて・・・
シャンタンさんがよくお話しされていた江戸時代を生きた白隠禅師は23才の時に富士山の爆発を経験しましたが、逃げることなく坐禅し続けたと伝わっています。
さて、動画の中でラブロック博士がストーンサークルの周りをお散歩していました。
シャンタンさんもイギリス訪問時にストーンサークルやグラストンベリーで光の柱を立てています。
グラストンベリーでは6月末まで音楽フェスが開催されていました。
今朝、散歩時に、音楽をシャッフル再生したら、私の好きなFatboy slim のライブ音源がかかりました。
Fatboy slimもグラストンベリーに出ていました。
2023年の映像。
電気がなければ生活できないわたしたち人間。
電気のおかげで遠く離れたイギリスの音楽フェスも楽しめます。
こうやってブログでお知らせが出来るのも電気があるおかげ。
Fatboy Slimが名曲「Right Here, Right Now」とグレタ・トゥーンベリのスピーチをマッシュアップ
シンクロニシティ、つながり合いを眺めながら、わたしには何が出来るだろう、、、と思います。
生活の中での工夫はもちろんのことですが、
ここで浮かんでくるのは、天河の柿坂宮司さんにいわれたことです。
「受け取ったメッセージは記録を取り、みなでサニワなさい」
地球を未来につなぐために、受け取ったメッセージを役立てる。
お互いの正しさを主張し合うのではなく、もっと大きな目的のために心を合わせる。
この大きな変化に、ひとりひとりがどう向き合うかが、わたしたちの霊性を高めることにつながると感じています。
ソウル・オブ・マネー
この本に、アフリカの女性たちが心を合わせ、それぞれが受け取ったビジョンをもとに井戸を掘り当てたエピソードが紹介されています。
シャンタンさんとニラーヴさんが天河で奉納演奏をなさった日の前日、草木も寝る丑三つ時に降りて来たメッセージは
心を合わせてくだされよ
でした。
もし、このブログの記事が心に響いた方がいらっしゃったら、ぜひ一緒に希望の未来を探りましょう!
長い記事になりましたがここまでお読みくださりありがとうございました。
貫井(み)投稿