シャンタンさんは過去世の記憶の中の一つに、生贄として捧げられた人生があるそうです。
「愛する女性と火の中で踊りながら死んでいった。その時感じていた気持ちは大変な喜びだった」と話してくれました。
祭祀で大勢が集まり、大変な高揚感の中、恐怖を超えた境地に達したということなのでしょうかね、、、。
以前読んだ岡本太郎さんの本の中にも似たような描写がありました。
2015年から祈りのフィールドワークをするようになって、南米で生贄として捧げられた子どもたちが脳裏に浮かんで来たり、夢に出てきたりしていました。
最近は夢に出てくることもなくなり、見事に蘇ったインカの氷の乙女の胸像を心静かに見つめることが出来ました。
シャンタンさんが天に還る数週間前、お会いすることが出来ました。
呼吸がとても苦しそうでしたが、ゆるゆる瞑想をしたり、身体を動かしたりしながら痛みや苦しみを本能のまま逃しているように見えました。
お迎えが来る時に、過去世と同じく喜びがあったのかはどうかはわかりませんが、眠るようなシャンタンさんのお顔はとっても静かで穏やかでした。
天に還った方々に時折想いを寄せながら、自分の人生を生きています。