感覚器官がスローダウンすると、他の人からきり離されているという感覚はなくなります。 | 覚醒のひかり

覚醒のひかり

縄文時代にゆるゆる瞑想をしていた、シャンタンこと宮井陸郎(1940.3.13-2022.3.17)のブログ
【地球は国境のない、一つのうつくしい平和な星です】
【いまここをトータルに生きる】
いろんな人の言の葉を、分かち合いたいと思いまあああああああす!
(貫井笑店)





バカヴァン





もしあなたがまわりから切り離されていると感じるなら、

あなたはそこの壁からも柱からもドアからも床からも切り離されています。

そこで本当に奇妙な事は、感覚器官がスローダウンするとその瞬間から、

他の人からきり離されているという感覚はなくなります。

実はあなたがその他の人なのです。

それはあなたが壁になったり、木になったりするのではありません。

何がおこるかと言うと、ここが教えなのですが。




観察する人が観察されている人です。

すなわちそこには他の人、私といったものはありません。




そこにあるのは柱であり、ドアであり、壁であるという、ただそれだけです。

それがあなたを位置づけるのです。

あなたがそこにいますと言える唯一の方法は、

壁であり柱であり他の人であり、まわりがいてあなたがいるのです。

その意味では、まわりが存在しているだけです。




あなたはそこにいません。

すべてがそこにあり、あなたはそのすべてなのです。

ですから切り離された感覚はなくなります。

壁があり、ドアがあり、部屋があり、人がいて、すべてが

あなたと離れていましたが、とたんにそれはなくなりました。

そこにあるのはただひとつです。




柱はドアと何ら変わりはありません。

ドアは壁となんら変わりはありません。

ひとつです。

切り離された感じはなくなります。

すべてはひとつです。

それが最低起こる事です。




みかけはあたかも切り離されているようですが、

本当のところはひとつなのです。

感覚がスローダウンすれば分離感は消えます。

しかしもちろん他のステージもあります。




クンダリーニがより活性化すれば、

あなたは自分自身が壁だと感じる事ができます。

自分と壁がひとつに感じれるのです。

もし動物があなたの前を通り過ぎたら、

あなたはその息をしている動物です。




単純に目覚めと呼びます。



単純にあなたがそこにいないという悟りです。



そこにあるのがあるだけです。



それが私達が申し上げているワンネスという事です。



そして分離しているという幻想はなくなります。



幻想は消えるのです。













貫井投稿