ハートが語ることだけが真実なのです。
バガヴァン
私にとっては、リアリティとはハートだけです。
ハートが語ることだけが真実なのです。
ハートが「彼を助けなさい」と言うかもしれません。
それは完璧な行動です。
ハートが「彼を助けるな」と言い、そしてもしあなたが
助けなかったとしたら、それは完璧な行動なのです。
このケースでなぜハートが「助けよ」と言い、(別のケースでは)
「助けるな」と言うのか、その理由を理解することはできません。
なぜなら、それは宇宙意識、神自身から来るガイダンスだからです。
ですから、なぜ神がこのように語り、あのように語るのかを人は理解できないのです。
自分のハートに耳を傾けることは、神に耳を傾けることを意味します。
私にとっては、部分は全体に服従しなければなりません。
神となり、自分が神であると認識し神と一つになるまでは、あなた方は部分です。
ですから、全体はハートを通じてそれ自身を現してきます。
そして、あなた方は、神でありあるいは自分のハートである全体に従わなければなりません。
もし、ハートが「これをせよ」と言うなら、それをやりなさい。
「やるな」というなら、それがなんであれ、やるべきではありません。
これがハートへの服従です。
人類は、今日、全体に従っていません。
ハートに従っていません。
ただ、自分たちのマインドにのみ従っています。
そのために世界は混乱しているのです。
人々が覚醒すれば-ハートが開花すれば-、素直にハートに従うことでしょう。
それは神の意志に従うことなのです。
誰もが神の意志に従えば、地球上には何の問題もなくなることでしょう。
私たちが神の意志に従わないあいだは、幻想である私たち自身の意志に従っています。
スピリチュアリティはハートに関係しています。
それは知識や、いわゆる”宗教性”とは関係ありません。
ただハートの問題なのです。
あなたが誰か他の人や動物と痛みを分かち合うことができるなら、
あなたはスピリチュアルな人です。
それは実際には神すらも関係ありません。
なぜなら、あなたのハートが開花して痛みを感じることができる時、
神はすでにそこにいるのです。
貫井投稿