桜は桜のまんま、ただそこに咲いてるだけ | 覚醒のひかり

覚醒のひかり

縄文時代にゆるゆる瞑想をしていた、シャンタンこと宮井陸郎(1940.3.13-2022.3.17)のブログ
【地球は国境のない、一つのうつくしい平和な星です】
【いまここをトータルに生きる】
いろんな人の言の葉を、分かち合いたいと思いまあああああああす!
(貫井笑店)




なぞなぞが解けたよ

家から30秒足らずで行ける
小さな小さな公園が見えた
灯りがついていたからね

...

だーれもいない公園
ライトアップもされている

桜がね、満開だったの

桜の木だったなんて
気づかなかった

もう満開だったなんて
気づかなかった


いろんなことも
近すぎて見えないんだ

こんなに近くに
素敵な場所があったなんて

ワクワクしながら
ベンチに寝そべって
しばらくみていたよ

なんだかね切なくなった
夜桜はさみしくなった

涙が出てきてね


そしたら今度は桜がキレイで
ただ、見ていたよ
隙間からね
お月様もみえたんだ

見ている人が一人だろうが
たくさんだろうが
そしてたとえ
誰も見ていなくても
美しさは同じ

桜は桜のまんま


儚い桜


ただそこに咲いてるだけ


それだけでいいんだ
それだけでこんなにも美しい

人間もおんなじなんだ
ただ、生きている
それだけで美しいんだ

命があるって
生きているって
こんなにも

素晴らしいんだ


なんだろう
今そのことを書いてたら
涙があふれてくる
涙が止まらない

今やっと想い出した
無条件に愛されていることを

あたりまえすぎて
気づかなかった


なぞなぞ解けた


お客様が来てくださったから
今日も私の夢が叶った一日で

みんなが生きていることで
誰かの夢を叶えてくれている
私の世界を創ってくれている

さみしいんじゃない
悲しんじゃない
嬉しいとかでもない
なんだろうね

子どもみたいに泣いているよ


わたしはあなた

あなたはわたし






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