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熱血先生!大家族パパの子育て起業ブログ

大人が変わらなきゃ子供は変わらない。元気のない大人を元気にする為の活動してます。普段は6児の親父。起業家・経営者やってます

稽留流産からパパが学んだこと

パート3 最終話です

 

最後まで読んでくれて

ありがとうございます

 

1人でも多くの方の

パパに届けたいと思い綴ってます

 

 

↓↓↓

 

 

自然流産の選択をした数日後

先生の言うように

妻に激しい陣痛が襲ってきました💦

 

 

 

自然流産は猛烈な出血と

子宮内の内容物の排出が起こります。

この時に子宮収縮運動による

脊柱神経を経由した猛烈な痛みが発生

 

 

 

これは出産時の陣痛と同じ痛み

だそうです

 

 

 

 

男性であれば

数分で気絶するほどの痛みとも

表現する方もいます。

 

 

妻は無言の赤ちゃんの為に

これを約5日間耐え抜きました。

 

 

 

トイレにも

何度も往復していました

 

数時間トイレで籠ることもありました

夜中の2時と昼の2時、そんなもの

妻にはどうでもいいことでした。

 

 

 

意識が朦朧としてきていて

手も震えてきて

僕はその様を見て

何度も救急車を呼ぼうとしました

 

 

本当は我が子を離したくない気持ちと

早く外に出したい気持ちが交差しながら

 

 

本能的にはこのままじゃいけないと

身体や自然の摂理に抗えず

ただただ流れ出るのを待つ

耐え難き時間です

 

 

流産の実態

 

 

 

それが現実です

 

 

40歳を超えると

4割の方が流産するそうです

 

 

適齢期を入れても

妊娠の15%は流産してしてしまう

そんな統計を僕は今回初めて知りました

 

 

また不妊治療などで

夫婦で頑張っているけど

妊娠流産

を何度も経験している方もいます

 

 

このような経験を何度も乗り換えて

我が子の誕生に命をかけているご夫婦を

僕は心から応援したいと思いました

 

ありがたいことに我が家には

6人の子供が家にいます

 

 

気を紛らわすこともできるし

今いる子供達に集中することもできます

 

 

そういう意味では流産という経験が僕ら

大家族の夫婦にとっても

ものすごく考え方を成長させる

大きなきっかけになっと思います。

 

僕は女性に対する考え方(更なる尊敬や敬意)

男性がいかに無力であるか

その中でも男性の役割とは何か?など

根本から考えが変わりました。

 

妻は5日間の陣痛の後

胎嚢(赤ちゃんが入っている袋)以外は

トイレで排出できたものの

肝心の赤ちゃんは出てきませんでした

 

 

妻は

『この子はママと離れたくないんだね』

なんて痛みに耐えながら呟き

優しくお腹をさすっていました。

 

 

ただ痛みも長く続くと危険です

 

医師に相談し

最終的に妻は手術することを

決めました。

 

 

もう身体的にも精神的にも限界でした

 

 

担当医師はすぐに手術の手配を

してくれました。

 

手術自体はすぐに終わると

子宮収縮により

赤ちゃんの袋が

すぐそこまできていると

診察時に言われたそうです。

 

大きさは袋が約5センチ

赤ちゃんも約1センチ〜2センチほど

だったそうです

 

時系列で言うと

ーーーーーーーーー

420日:流産宣告

99%ダメと言われる

 

422日:赤ちゃん確認できた

まだ分からないと流産宣告見送り

1%の奇跡にかける

 

 

4月27日:2度目の流産宣告

赤ちゃん姿が無くなってきている

 

自然流産待つ

徐々にお腹は痛くなっていく

 

54日本格陣痛開始

痛みに耐える日々

排出が進むが赤ちゃん出てこない

 

59日:手術

ーーーーーーーーーー

先生の言うように

手術はあっという間で

目をつぶって次に目を開けたら

終わっていたそうです。

 

手術したことを疑う位

本当に一瞬の出来事だったようです

 

その後、赤ちゃんは検体として

大学病院に送られました。

 

 

妻には本当にごめんねって

お疲れ様でしたって言いたいです

 

 

今まで僕は

約20年子育てに関わってきました

 

僕なりに子育てや家事

妻のサポートはしてきたと思います。

 

 

しかし今回8人目の妻の妊娠から

9週でこの世を去った赤ちゃんの存在を通し

女性の妊娠と出産に対する考えが根本から

変わりました。

 

女性にとって

妊娠、出産というプロセスが

いかにリスクであるか?

奇跡であるか?

尊いものなのか?について

 

僕達男性はもっと考えること

学ぶこと

そのような教育が必要であること

 

 

妊娠出産という奇跡を

どこか当たり前のように思っていたなら

それは大きな間違いです

 

 

男性は男性としての器が問われます

 

傷ついた女性を

受け止めることができるか?

癒す力が必要です

余計な言葉はいらないのかもしれません

 

 

ただ一緒に泣いてあげられるか?

頑張ったねって抱きしめてあげられるか?

ごめんねって辛かったよねって

共感してあげられるか?

 

妻は命と魂をかけて臨みました。

流産の痛みを人生に刻みました。

 

それがやがて誰かの力になるのでしょうか?

 

今はただただこの子を忘れない事

家族みんなで誓いました

妊娠、出産、流産。 

ここに男性の踏み込める領域はありません

 

父親の出来ることなどありません

 

仕事や家事や育児は代わってあげれても

その代わりはできません

 

神様が与えた試練の意味を考えるのが僕達

生きとし生けるものの役目であるとするなら

 

流産とは女性に対する尊厳を男性が再確認する大切な時間だったのだと感じました

 

パートナーの魂に想いを馳せて

必死にその行為と向き合い

死ぬ気で支えてあげる覚悟があるか?

 

それもまた男性をも大きく

成長させてくれるのだと思います

 

 

最後に9週で旅立った我が子からの

メッセージを想像してみました。

それはとてもシンプルです

ーーーーーーーーーーーーーー

残された家族を大切にしなさい

支えてくれた人を大切にしない

当たり前に対する感謝を忘れてはいけません

人生の優先順位を間違ってはいけません

今やるべきことに集中しなさい

女性を大切にしなさい

妻を大切にしなさい

ママをママを、大切にしてください

ずっと見守っています

ーーーーーーーーーーーーーー

この世に生を授かる全ての子供達の命と

最良のパートナーシップ発展を

心から祈念します

 

最後まで読んで頂き

 

ありがとうございました

 

 

 

パート1

https://ameblo.jp/miyaharashou/entry-12803029404.html

パート2

https://ameblo.jp/miyaharashou/entry-12803033241.html