非正規雇用が労働者の1/3を占めている昨今、若者の非正規雇用者のうち本人が
望まない割合は27%という調査結果だそうです。
また近年では新卒者の離職率も高い現状です。
昨日発表された「若者雇用対策法案」
これは若い社員の定着率や研修制度の導入など、一定の基準を満たす企業を
「若者育成認定企業」として認定し、
そして、フリーターやニートの正社員化を推進するというものだそうです。
やっと重い腰を上げてくれたという印象です。
15年前に労働基準法や労働者派遣法が改悪され、企業が低賃金で使い捨てできる無権利な
非正規労働者を大量に活用できるようなシステムが社会的に作り出されました。
若者が企業に使い捨てにされずに、職業的なキャリア形成やスキル習得をきちんとできる世の中に
なって欲しいと強く願っています。
若者がキャリア形成できる教育制度を企業は責任を持って行っていくべきだと思います。