名勝玄宮園とは国宝彦根城の北東にある、大池泉回遊(だいちせんかいゆう)式の旧大名庭園。彦根城天守閣や茂った木々を背景に、大きな池に突き出すように臨池閣(りんちかく)が立ち、築山には鳳翔台(ほうしょうだい)があります。この鳳翔台(ほうしょうだい)は、彦根藩の賓客をもてなすための客殿で、ひなびた趣のある建物です。

玄宮園は昼間に散策しても景色の良いところですが、通常午後5時で閉まります。しかし、「観月の夕べ」と言って、9月の4週の土・日及び祝日だけはライトアップされて、昼間とは全然別の雰囲気を楽しめます。入場は午後6時から8時半までです。

 

彦根城天守閣が見えます。

 

左の築山にあるのが鳳翔台、右側の池に面しているのが臨池閣。

 

昼間の鳳翔台。趣のある茶室で、注文すれば、抹茶とお菓子が出ます(有料)。

 

観月の夕べの鳳翔台。午後7時から8時半までの間に琴の演奏が2回行われます。

 

池の奥の方。「観月の夕べ」では白いテント付近の広場で、地元の高校、大学のブラスバンド部の演奏があります。

 

ライトアップされた夜景。奥に見えているのは地元高校のブラスバンド部の現役及びOBが演奏中。テントの左側では屋外での呈茶席(有料)が設けられています。

 

鳳翔台から小さい木橋を渡った先です。

 

夜間ライトアップされるとこうなります。

 

彦根城と臨池閣を見れる広場。

 

夜間は池の水面に臨池閣が反射しています。彦根城天守閣はライトアップされています。赤い長椅子はお茶席用です。

 

魚躍沼、鶴鳴渚と名付けられた池の景色

 

ライトアップされた風景、池面に反射しています。

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