8月1日に行われた滋賀県近江八幡市の伊崎寺の棹飛びに行ってきました。「伊崎の棹飛び」とは比叡山を巡る「百日回峰行」を終えた僧侶が切り立った岩場から約7m下の琵琶湖に飛び込む修行です。

 

駐車場から約1kmの山道の参道を歩くと、伊崎寺に到着。ここで受付して、抽選に挑みます。限定30名です。当たれば、棹飛堂から真下の棹飛びを眺めるか、地元漁船に乗って湖上から眺めるかを選択できます。しかし、残念ながら外れてしまいました。

 

これは棹飛堂から眺めている当選者です。右下の梁のような所から飛び込みます。私は外れて中に入れないので、斜めから見ました。それでも十分見れましたが。

 

これは漁船に乗る方を選択した当選者たち。当日漁船は3隻出ましたが、うち1隻は報道陣用です。乗りたかったなあ。

 

「スタンドアップパドルサーフィン」、通称SUPがある人は自分でやって来て自由に見れます。羨ましい。

 

これは琵琶湖汽船の観覧ツアーです。料金が高いのであきらめました。

 

当日は、まず本堂において、11時から百日回峰行者の出仕による大般若経転読法要が営まれ、それに続いて棹飛びが行われます。

法要の後、山伏姿の僧侶が先導してやってきます。

 

棹飛びのために降りていく百日回峰行者。12名だったそうです。

 

手水(てみず)で体を清めた後、棹から飛び込みます。

 

 

 

 

 

昼食を挟んで、午後2時から護摩供が奉修されました。私も護摩木を奉納しました。 私は浄土真宗(東本願寺派)なので、護摩供は行いませんので、今回初めて見ました。

 

お堂の中で、僧侶たちが護摩木を燃やし続けます。私は、こんな室内で火を燃やしたらすぐに酸欠になってしまうのではないかと、マジに心配したのですが、後で護摩木を燃やしていた場所の天井を見ると、大きな煙突のようになっていて、煙や熱は上から逃げていく構造になっていました。

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来年は何とかくじ引きに当たりたいですね。