昨日のブログに書いた変形菌(キカミモジホコリ)を観察したのは山林の端に設置した私の変形菌観察センターです。ここでこの観察センターを紹介します。

 

看板に変形菌と書こうと思ったのですが、知らない人が多いと思うので、敢て「キノコ類」としました。

 

 

上から見たところです。日当たりの悪い湿った崖下です。いろんな枯れ木、朽木を置いてあります。これは昨年11月6日に私の山林の端の方に朽木を並べたのが始まりです。その後何度も枯れ木、朽木を追加搬入してきました。上段右端にはこの前入手したシイタケの廃ほだぎを4本並べてあります。

変形菌以外では、左端の方にエリマキツチグリの菌糸塊を移植しました。今後はベニチャワンタケなどの子嚢菌類も対象にしたいと思います。

 

今日(7月10日)は午後から地元の木材チップ製造会社の原木置き場に行って、山のように積まれた原木の中から、手ごろな朽木や生木を仕入れてきました。総重量が70kgで○○○円です。これを上の敷地に並べました。重ならない様に並べます。

 

 

午前中に会社に下見に行った時、軽ワゴン車で男性が原木を買い付けに来ていました。もっと太くて状態の良い丸太を選んでチェーンソーで丸太を切っていましたが、何に使うんですかと聞くと、木工をやっていて、今度木工教室を開くのでその材料だと言っていました。

私の場合、早く腐朽してほしいので、状態の悪い原木を選びました。だから、これを見た会社の人はいったい何に使うんだろうと思っていたに違いありません。

昨年11月8日のブログにも書いたのですが、変形菌に詳しい知人とこの話をすると、変形菌観察用にわざわざ自分で朽木を並べるなんて聞いたことがないと言っていたので、私は相当変わり者かもしれませんね。