今日実家の方にNTTの電柱の所在確認に行ったついでに、山の方をいろいろ見て回りました。6月は雨が少なかったせいか、変形菌はあまり出現していませんが、丹念に見て回るといくつかありました。それと水辺の枯れ枝に発生している子嚢菌のキノコの写真も撮りました。

これは朽木の丸太に発生したツノホコリです。

 

イソギンチャクの様に筒状の担子体が突き出ています。

 

この写真では筒状の担子体の表面にキラキラ光る白い粒子が見えますが、これがツノホコリの胞子です。

 

これは出来たばかりのマメホコリです。赤っぽい色をしています。普通マメホコリの球体の子嚢は直径6~7mmはありますが、これは2~3mmと小さく、初め何かキノコの出来はじめかと思ったくらいです。

 

これは子嚢壁が破れてオレンジ色の原形質が飛び出しています。外国ではこれをオオカミの乳(wolf's milk)と言います。

 

以下は子嚢菌類です。アミメノコベニチャワンタケと言いますが、外国ではその外観からeyelash cup、eyelash fungus、eyelash pixie cupなど まつ毛と関連した名前で呼ばれます。

 

 

先の丸い棒のようなものが生えていることがありますが、マメザヤタケです。この菌はいろんな形をしているものが見つかります。

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白い​​​帽子を被っているようですが、胞子です。