この前から2回ブログで紹介したマタタビの花は実は雄しべだけの雄花でした。

これが雄花です。

横から見ても雄しべのみです。

 

そこで何とか雌しべのある雌雄両性花が見たいと思って、今日も山の方に行ってきました。雄花は林道わきにあるので、見つけるのは簡単でしたが、雌雄両性花はどこにあるのか見当がつきません。

 

林道の下のちょっとした谷の向こう側の山の斜面にマタタビの葉が見えたので、そちらの方に行ってみました。ササや雑草で斜面が覆われていて、なかなか歩けないのですが、好奇心で何とか行ってきました。

 

すると、こちらのマタタビの花には中心に雌しべや子房が見えます。 

 

密林のような斜面で足場が悪い上に、トゲのある木に巻き付いたツルの上の方に花が咲いているので、写真を撮るのに苦戦しました。私のカメラはオリンパスのコンデジのTG-6ですが、こういう時は便利です。右手で持って操作できるので、左手では蔓をもって動かない様にできます。

他の花も、雌しべが飛び出しています。

雌雄両性花が分かったので、今度は実がなったら、採ってきて猫に与えてみようと思います。